サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
Santa Maria delle Grazie／サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ
ロンバルディア・ルネッサンスの美しい教会
ミラノにおけるルネッサンス期最大の建築物。1466～1490年の間に、ソラーリによってロンバルディア派ゴシック様式に建てられ、その後、スフォルツァ家のミラノ公ルドヴィーコ・イル・モーロが後陣の建築をブラマンテに命じた。これにより重々しい四角形の上に多角形の尖塔のある丸天井が載り、ダイナミックな物になった。連続したアーチ、円のモチーフが壮麗さを極め、ルネッサンスの空間建築のすばらしい一例だ。はめ木細工が見事な旧聖具室と優美な回廊付き中庭chiostrinoもブラマンテの作。
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の向かって左側にある、旧ドメニコ派修道院の食堂に描かれたのが、レオナルド・ダ・ヴィンチ作の『最後の晩餐』。技師として仕えていたルドヴィーコ・イル・モーロ公の要望で、修道院の食堂の壁画として描かれた。
基本情報
- 開いている時間
-
10:00～12:20
15:00（7月15:30）～17:55
㊐㊗15:30（7・8月16:00）～17:55 - 閉まっている日
- 1/1、復活祭の㊐、5/1、5/25
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