市庁舎(プッブリコ宮)

Palazzo Comunale(Pubblico)/パラッツォ コムナーレ(プッブリコ)

マンジャの塔を擁す

ゴシックの公共建築の代表例ともいえるのがこの市庁舎であるプッブリコ宮殿で、13世紀末から14世紀前半にかけて建てられた。最下層には石造りのアーチが連なり、2層と3層はれんが造りでバランスのよい3連窓が並んでいる。建物は中央部でさらに一段高くなり、ギベッリーニ狭間で装飾されている。また、向かって左側には高さ102mを誇る見事なマンジャの塔 Torre del Mangia(14世紀半ば)が建っている。スラリとした姿と白い石でできた頭の部分の繊細な造りとが相まって、優美な印象を与えている。塔の真下に張り出した石造りのロッジアは「広場の礼拝堂」Cappella della Piazzaと呼ばれ、14世紀の半ばに取り付けられたが、柱の壁龕に置かれた彫刻など一部が当時のままに残っている。
このロッジアの右側にある入口から内部に入るとポデスタの中庭Cortile del Podestà がある。4方から迫る壁と、飾りのない質素な空間からは、中世の建物に独特な峻厳さと精神性が感じられる。ここには市立美術館(プッブリコ宮内部)の切符売り場が設けられている。

基本情報

開いている時間
3/1~10/15 10:00~19:00 10/16~2/28 10:00~16:00 1/1 12:00~16:00
閉まっている日
12/25
料金
€10、家族割引券Ridotto Famiglia(大人2人+11歳以上の子供)€25、市立美術館、サンタ・マリア・スカラ救済院との共通券€20
最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。