クマ公園

Bärenpark

姿を消した町のシンボル

ベルン州の紋章の中央にクマが描かれているように、クマはベルンとかかわりの深い動物だ。ベルンの町を造ったツェーリンゲン公が、狩りをして最初につかまえた動物の名前を町につけようと提案。そしてクマBärが殺され、町はベルンと名づけられた。
そんな町のシンボルであるクマが見られるのがクマ公園だ。ベルンのクマは15世紀から旧市街のベーレン広場で飼われていたが、1763年にアーレ川の川辺にあるコンクリートの狭い穴Bärengrabenに移された。しかしここはお世辞にもよい環境といえるものではなく、批判が相次いだ。
そこでベルン市は新公園の建設プロジェクトを計画、2009年10月にオープンし、クマはすぐ隣の現在の場所に移された。約6000m2の敷地は森に囲まれており、アーレ川に面したスロープになっている。見学者は川岸に沿って続く小道とテラスから、広々とした敷地でのんびりと暮らすクマを見ることができる。
2015年10月にはアーレ川のほとりから、クマの水浴プールがある土手の上を結ぶケーブルカーが開通した。

写真

基本情報

住所
Grosser Muristalden 4
電話番号
(031)3571525
開館時間
24時間、係員在駐8:00〜17:00
閉館日
無休(ただし冬期はクマは冬眠)
料金
無料(寄付歓迎)
バスで行くなら、駅前やメインストリートの各バスストップから12番Zentrum Paul Klee行きでBärenpark下車。
最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。