内容紹介
地球の歩き方インドの初版が復刻版で再登場!
当時大学生だったキミが、どこかほのぐらい書店で手にとったインドへの招待状を覚えているだろうか。あれから37年の月日が経った。仕事、育児に追われて旅から遠ざかったキミへ。ひと段落した人生、今こそ当時を思い出し、もう一度旅に出て欲しい。
本書は1981年、地球の歩き方シリーズのヨーロッパ、アメリカに続き3番目に産声をあげたガイドブック。大卒初任給が10万前後、1ドル200円以上、ラーメン一杯300円の時代。正規で買えば往復航空券が39万8000円。団体20名以上で19万6000円。今と違って海外を旅するには相当の覚悟と勇気が必要だったし、お金も必要だった。それだからこそ、1回の旅にかける情熱には計り知れないものがあった。
乗り継ぎは悪いが最安のエジプト航空でバンコックを目指せ、そしてカオサン通りでパキスタン航空のチケットを買え。『往復15万円台、これ以上安くというなら歩くしかない。』と言い切り、個人旅行者がいかに安く長く旅ができるのかを前提に作られた本書は当時、何万人もの旅人たちをインドへと誘い、ときに迷わせ、ときに惑わせ、そして導いた。いつしかバックパッカーのバイブルと呼ばれるようになった。
インターネットで何でも調べられ、LCCで気軽に週末海外へ行けるようになった今でも、37年前のその主観的で一方的な旅の提案には、読んでいて旅心をくすぐられる。バックパッカーの原点である本書を読んで、旅に出よう。
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