マレーシアの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

マレーシアは多様な文化と美しい自然が魅力の国。この記事では、マレーシアの雨季と乾季の時期や、快適な旅行を楽しむための服装選びを紹介します。

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マレーシアの気候の特徴

マレーシアは熱帯気候に属し、年間を通じて温暖な気候です。ただし、地域によって雨季と乾季の時期が異なります。

都市・地域ごとの雨季と乾季の時期

以下の表に、主要都市や地域の乾季と雨季をまとめました。

都市・地域 雨季 乾季
クアラルンプール 4~9月 10~3月
マラッカ/ジョホール・バル 4~10月 11~3月
マレー半島 東海岸・内陸部 11~3月 4~9月
アイランド・リゾート 5~9月 11~4月
ティオマン島 5~9月 3~9月
ボルネオ島 11~3月 4~9月

雨季には、夕方にスコールが降ることが多いですが、日中は比較的快適に過ごせます。

マレーシアの年間気温と降水量

クアラルンプールと東京の年間気温を比較

クアラルンプールと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

マレーシアでの服装のポイント

基本は日本の「夏服」

マレーシアを訪れる際、エアコンの効いた場所に長時間いる予定がない限り、日本の「夏服」で十分です。暑さと湿気を考慮し、通気性の高いカジュアルな服装を選ぶことをおすすめします。町を歩く際には、Tシャツとズボンまたはスカートが適しています。

薄手の長袖を用意

日焼け対策やエアコン対策として、薄手の長袖の服を1枚用意しておくと良いでしょう。

リゾート地以外では肌を露出しすぎない

宗教的な背景を考慮し、リゾート地以外では肌を露出しすぎない服装が望ましいです。特に、短パンやタンクトップだけでは高級ホテルやレストランで入店を断られることもありますので、襟付きのシャツを持参することをお勧めします。

バティックも活用しよう

©︎iStock

現地でバティックなどの素材を使用した服を購入して着ることもおすすめです。涼しさを保ちながら、マレーシアの文化に触れることができ、旅行の思い出にもなります。

トレッキングは山歩きの服装で

ジャングルトレッキングを計画している方は、日本の山歩きと同様の服装を用意してください。慣れない環境での活動になるため、荷物は最小限に抑えることが重要です。快適で安全なトレッキングを楽しむために、適切な服装と装備を整えましょう。

まとめ

マレーシアの気候を理解し、現地の文化に配慮した服装選びを心がけ、素晴らしい旅を楽しんでくださいね。

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