中国のビザ・パスポート・入出国
地球の歩き方が中国のビザ・税関・検疫・予防接種などをご案内。中国へ渡航する際、ビザが必要か不要か、ビザの種類や申請方法、パスポートの残存有効期間についてなど、渡航する際の注意事項や、入出国に関するお役立ち情報満載です。
地球の歩き方からのオススメ情報
中国の
入出国とビザ
日本人は15日以内の滞在について、基本的にビザは不要。ただし、16日以上の滞在および特殊な旅行をする者はビザが必要。なお、渡航目的によってビザの種類が異なるので注意。観光の場合は30日間の観光ビザ(Lビザ)を取得する。
パスポートの残存有効期間は6ヵ月以上が無難。また、査証欄余白も2ページ以上あったほうがよい。
入出国一体型のものだが、切り分けられて置かれているケースも多い。
- * ビザ・パスポート等の情報は予告なく変更されることがある。必ず大使館、領事館または旅行会社で確認。
税関
- - たばこ:紙巻きたばこ400本、葉巻たばこ100本、刻みたばこ500gまで
- - 酒類:アルコール度数12%を超えるもの1.5Lまで
電子たばこの持ち込み
免税の範囲は、中身のたばこが紙巻きたばこ400本に相当する数量まで、外側の機械が5000元まで。
検疫
日本から中国への渡航の際、以下の持ち込みが禁止されている。
動物および動物製品類
- - a:生きた動物(犬猫は除く*1) あらゆる哺乳動物、鳥類、魚類、両生類、は虫類、昆虫類、その他の無脊椎動物、動物遺伝物質を含む。
- - b:(生または熟成)肉類(臓器類含む)およびその製品、水生動物産品。
- - c:動物由来の乳および乳製品 生乳およびフレッシュミルク、ヨーグルト、動物由来のクリーム、バター、チーズ等の乳製品を含む。
- - d:卵およびその製品 新鮮な卵、保存卵、塩漬け卵、卵液、卵殻、マヨネーズなど卵由来製品を含む。
- - e:燕の巣(缶詰にしたものを除く)
- - f:油脂類、皮、毛皮類、蹄、骨、角類およびその製品
- - g:動物由来の飼料(肉粉、骨粉、魚粉、ホエーパウダー、血粉など単一飼料)動物由来の漢方薬材、動物由来の飼料
- *1 輸出国(または地域)の公的機関によって発行された動物検疫証明書および予防接種証明書を持つ犬、猫およびその他のペットは一人一匹まで。
植物および植物標本類
- - h:新鮮な果物、野菜
- - i:タバコの葉(刻みタバコを除く)
- - j:種(苗)、苗木およびその他繁殖能力のある植物材料
- - k:有機栽培地
その他類
- - l:菌種、ウイルス種など動植物病原体、害虫およびその他有害生物、細胞、器官組織、血液およびその製品など生物材料
- - m:動物死体、動物標本、動物由来の廃棄物
- - n:土壌
- - o:遺伝子組み換え生物材料
- - p:国家が輸入を禁止したその他動植物、動植物標本および検疫物
- - q:動植物の疫病が流行している国(または地域)と関連する動植物
- - r:国家が持ち込みを禁止した廃棄物および放射性物質、その他持ち込み禁止物
- * 携帯または郵送で輸入する動植物とその標本およびその他の検疫物のうち、輸出国(または地域)の公的機関によって発行された検疫証明書を有するものは除外。
旅の準備/旅の準備と手続き

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