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滋賀県大津市に建つ 大きな寺院。
石山寺です。
◎ 滋賀県大津市石山寺1丁目1-1
◎ 京阪バス「石山寺山門前」下車。
◎ 車は有料駐車場あり。
僕は今まで、石山寺の前を通る事は 多かったのですが
中に入るのは、この日が初めてでした。
寺院は、749年に建てられていますから 凄い歴史です。
多宝塔前に、大きな岩が見えました。
この大きな岩は、寺名の「石山」の起こりだとも伝わっています。
それにしても 大きな岩です。
岩は、硅灰(けいかい)石。
国の天然記念物に指定されています。
硅灰石は、石灰岩が花崗岩と接触し熱作用で変質したものだそうです。
境内から、瀬田川が見えました。
石山寺からの景色は、安藤広重が"近江八景
「石山の秋月」として描いています。
この日は、朝からの雨で 気温も下がって来て
霧が立ち込めて来ました。
石山寺の境内は広くて、ゆっくり回ると一時間半は掛かります。
本堂や多宝塔を通って、境内奥に進んで行きました。
霧の中に咲く花が綺麗でした。
紫式部の像が見えました。
紫式部は、石山寺で琵琶湖に映る名月を見ながら
源氏物語の構想をたて、「須磨」「明石」の帖から書き始めたそうです。
霧の石山寺。
歴史と、花と紫式部に出会えました。