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パリには年間を通して「おいしい」イベントが盛りだくさんです。5月9〜12日にはパリ市内グラン・パレにて食のイベント「テイスト・オブ・パリ」が開かれました。2015年から開かれているミシュラン星付きのレストランのスターシェフなどがブースを出展し、お値打ちな値段で、お祭りの屋台感覚で彼らの料理を楽しめる催しです。
少し時間が経ってしまったのですが、当日の様子をご紹介します。
テイスト・オブ・パリへ参加するには、入場料と各ブースで料理を買うときの代金がかかります。イベント内はキャッシュレス。専用のカードに前もって金額をチャージし、そのクレジットを使い各ブースで精算します。
出展しているレストランはプラザ・アテネ、フォーシーズンズホテル・ジョルジュサンク、リッツ・パリ、プレ・カトランなど、パティスリーはミシャラク、ガトー・デモーションなど、綺羅星のごとくレストランとパティスリーが集まりました。そしてイベント中は、それぞれのシェフが各ブースで働き、直接料理をサーブしてくれます。
これだけいろいろな料理がならんでいると、どれを胃袋の容量に収めようかとても迷ってしまうのですが、まずはミシュラン1つ星のギリシャ料理屋、マブロマティスのタコとキュウリのスープ(6ユーロ)を前菜に。地中海料理の名店のおいしさに、すぐにお皿が空いてしまいました。
お酒は大手シャンパンメーカー、ローランペリエをグラスで購入しました。
さて次は主菜。ル・サンク(フォーシーズンズホテル・ジョルジュサンク)のフォアグラ料理(12ユーロ)。クリスチャン・ルスケーさんによるクリエーションです。さすがのル・サンク。長蛇の列でしたが、先ほど買ったシャンパン片手に待ちながら、なんとか購入。ちなみに、デザートはすでに売り切れでした。
デザートはリッツ・パリにしました。フランソワ・ペレさんによるクッキームースケーキ(8ユーロ)です。リッツ・パリのブースもフォーシーズンズホテル・ジョルジュサンクと負けず劣らず長い列ができていましたが無事ゲット。
3品だけだと量としては物足りなさが残りますが、大変な混雑でしたのでこの辺りでやめて帰路に。
いきなりスターシェフのお店に行くのは予算的に敷居が高いけれど、こういうイベントだと各シェフの料理の特徴を手軽につかめます。試して自分の好みに合うようなら、今度は本格的にレストランへ食べに行ってみるという使い方も良いかもしれませんね。
【データ】
住所:3 Avenue du Général Eisenhower 75008 Paris
営業時間:11時30分〜16時、19時〜23時30分(5月9日は19時〜23時30分)
開催期間:2019年5月9日〜12日
入場料:25ユーロ(事前予約は20ユーロ)
最寄り駅:地下鉄1、13号線Champs-Élysées – Clemenceau