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函館朝市にある「駅二市場」で、おもわずリピートしたくなるイカ土産をみつけました。香ばしくてやわらかくて、後を引くおいしさ。「元祖黄金のしいか」をご紹介します。
目次
朝食前の空腹をより刺激するおいしそうな香りです。
香りがする店舗を探していると、ありました!
「マルイチ青山水産」です。
“朝一大通り”側の入り口から「駅二市場」に入ると、左側2軒目にあります。
ちなみに「駅二市場」は、”元祖いか釣り”がある施設です。
店頭には、”さきいか”をはじめイカや海産物の珍味がいろいろ並んでいます。
そのなかで、おいしそうな香りの元は…
暖簾でもわかる「のしいか」です。
ビールジョッキの食品サンプルと並んで、試食用の”のしいか”があります。
ですが、美味しい香りは、ここからだけではありませんでした。
こちらが「元祖黄金のしいか」です。
“のしいか”は、店頭で実演しながら作っており、こちらは専用の商品袋にパッケージする前のもの。
試食をすると、これが「美味」!
やわらかく、イカの味を感じさせるやさしい味付けに、ひと口で虜になりました。
“のしいか”のおいしさに感動すると、やはり気になるのは作り方。
お店の青山社長に尋ねてみると、説明をしながら実演でのしいかを作ってくれました!
原料は函館産のイカで、そのイカを自社で下処理したあとでオリジナルのタレで調味。
保存料・着色料などは使用しておらず、調味料のみを合わせた調味液に浸けたイカを今度は乾燥・熟成させると写真↑のイカになるそうです。
まず、”電化焼き機”というそうですが、こちらでイカを焼きます。
高熱でほんのわずかな時間のみの加熱し同時にプレスもしているそう。
焼きあがったイカはこんな感じ。
この時点で、もうこのまま食べてみたい衝動に駆られるほどのとてもよい香りです。
その焼き立てイカをオリジナルのローラーに投入!
すると目の前で、じきに信じられないような光景が。
薄く引き伸ばされたイカが反対側から出てきました。
その薄さ、大きさには驚愕。
目が丸くなるほど驚いたのは、イカがすべて出てきたときでした。
あのイカがこの長さに!
元の焼イカの3倍以上(約60㎝)もあります。
焼いたのしいかは、専用のジッパー付き商品袋にパックしできあがり!
こちらが「元祖黄金のしいか」(1袋1,080円)です。
思いがけず、おいしい”のしいか”に遭遇し、「早起きは三文の徳」と思わずにはいられない朝になりました。
その後、一緒に函館に行った友人と一緒に食べたところ、友人もたいそう気に入ったそうで、翌朝、お土産に”のしいか”を買いに出かけましたほど。
イメージではビールのおつまみ、という印象かもしれませんが、そのまま食べても止まらないおいしさ。
3袋購入したので、おつまみに、おやつに、コーヒーのお供にもいただきました。
とにかくほどよい味付けとやわらかさ、何よりイカの味がクセになり、「一度食べるとやめられない、止まらないのはエビではなくイカ!」と思ったおいしい”のしいか”でした。
次回、函館朝市に行くチャンスがあれば、また買いたい函館の味です。