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ヨハネスブルグのソウェトツアー

植松 りな

植松 りな

南アフリカ特派員

更新日
2023年11月10日
公開日
2023年11月10日
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ヨハネスブルグといえば最大のタウンシップ・ソウェト。
普段は危険で足を踏み入れることのできないエリアですがバスツアーでは安全に観光できました。
そこで今回はCity Sightseeingのソウェトツアーについてご紹介します!

ソウェトとは

ソウェトとはヨハネスブルクの南西郊の最大タウンシップ地区のことです。
タウンシップとは、南アフリカのアパルトヘイト政策で黒人が追いやられた居住区のことを指します。
タウンシップと聞くとスラム街を想像しがちですが立派なお家も立っていました。

赤バスソウェトツアー

前回紹介したCity Sightseeingの赤い観光バスで「Gold Reef City」の停留所で降りて、
ソウェトツアー専用のバスに乗り換えます。
2023年10月の時点では10時、12時、14時の1日3本ツアーが出ていました。

ソウェトツアーは音声ガイドではなく、ローカルガイドの説明を直接受けられるのも魅力です。
まずは「FNBサッカースタジアム」へ向かいます。
ここは、2010年W杯の決勝戦で使用された会場だそうです。

ソウェトのオーランドタワーズ

旧オーランド発電所の一部で、ソウェトの名所でもある「オーランドタワーズ」。
ウェストタワーには有名なソウェトの子供と伝統的なタウンシップの光景が描かれており、南アフリカ最大の壁画とされています!
なんとこのオーランドタワーズの頂上ではバンジージャンプなどアクティビティに挑戦することもできるそう。

近代的な大型住宅から貧しい簡易住宅まで様々なお家が並ぶソウェト。
盗電をしている家々や、バラックと呼ばれる掘っ立て小屋に住んでいる人々の姿も見ることができました。

ヘクター・ピーターソン博物館

次に到着するのは「ヘクター・ピーターソン博物館と記念碑」。
1976年6月16日、アパルトヘイトの象徴とされていたアフリカーンス語で授業を行うという政治決定にソウェトの学生たちが抗議を行ったことから、警察の発砲で最初の犠牲者となった13歳の黒人少年ヘクター・ピーターソンの記念碑が立っています。

Vilakaziストリートとマンデラ・ハウス

反アパルトヘイト闘争の功績によってノーベル平和賞を受賞した指導者、ネルソン・マンデラとデズモンド・ツツが住んでいた2人のノーベル賞受賞者を輩出した通りとして知られている「Volakaziストリート」。
また、マンデラがかつて家族とともに住んでいた「マンデラ・ハウス」は、現在博物館として公開されていて当時の生活がそのまま残された家の内部を見学することができます。

南アフリカの歴史的に重要な意味を持つ場所の一つなので、ヨハネスブルグに訪れた際はいかがでしょうか。

ツアー名称
CitySightseeingSowetoTour
料金
大人R645、小人R325(所要時間約2時間)

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