札幌・ススキノの朝・昼・夜が美味しい！ベーカリー&カフェ「ESPRESSO D WORKS/DRAセブン」ココノススキノ店が2023年11月30日にオープン

札幌っ子にとっては、おそらく誰もが思い出深いススキノ交差点に、長らく建設中だった「COCONO SUSUKINO」（ココノススキノ）が完成、2023年11月30日にオープンしました。そしてCOCONO SUSUKINOの1階、ススキノ交差点が見えるスポットにニューヨークスタイルの「ESPRESSO D WORKS/DRAセブン」ココノススキノ店がオープンしました。

ススキノラフィラとして営業してきた商業施設の跡地に建設を進めてきた「COCONO SUSUKINO」が2023年11月30日にオープンしました。

「COCONO SUSUKINO」は、地上18階、地下2階、レストランやコスメ&ドラッグストア、シネマコンプレックスやホテル、スーパーマーケットが入る複合商業施設で、11月30日がファーストオープン、ホテルは2024年1月16日にグランドオープン予定、2024年1月末頃に店舗などのセカンドオープン予定です。

2021年7月から始まったビルの建設から2年、札幌市民がオープンを待ちわびていた商業施設のひとつです。
その1階に入っているのが「ESPRESSO D WORKS/DRAセブン」。

1階の国道36号線に面した店舗で、通りすがりの人々の注目を集めているのがベーカリー&カフェ「ESPRESSO D WORKS/DRAセブン」です。

ふわふわの”スフレパンケーキ”が有名な人気店として東京・恵比寿などに店舗がある「ESPRESSO D WORKS」（以下、EDW）と「DRAセブン」が札幌に初めてオープンしました。

ニューヨークスタイルの雰囲気かつ賑わっていながらも落ち着いて食事を楽しめる店内は、居心地の良さが抜群。
店内の明かりの色味に、以前訪れたニューヨークのレストランを思い出しました。

エントランス付近にはカウンター席と窓際のテーブル席、奥にはソファ席があり、ゆっくりくつろぎたいとき、待ち合わせのカフェ使いをしたいときなど、造りも雰囲気も、さまざまな目的で使いたくなるお店です。

営業は9時30分から23時まで通し営業、9:30-17:00が「EDW」、17:00-23:00はイタリアンバル「DRAセブン」になります。

今回、メインでご紹介したいのは、「ED」のランチタイム（11:00-15:00）メニュー「ランチセット」（1,760円・税込価格～/以下、価格は税込）です。

ランチセットは、選べるメイン料理（パスタ・オムレツ・肉料理）のほかにパン、コーンスープ、ミニサラダ、選べるドリンクがついています。

ランチセットをオーダーして、最初に登場したのは「EDW」がおすすめする食パン「One Hundred」（ワンハンドレッド）！
※写真は2名分です。

この食パン、ワンハンドレッドの「純生」（じゅんなま）というそう。
トーストしておらず、ふわふわでありながら、もっちり感もあり今までに経験したことがないような食感。

その秘密は、食パンの名前「ワンハンドレッド」にあるとのこと。
粉100に対して水分を100、つまり100：100の配合まで水分量を増やしてもなお、パン生地がまとめることに成功し、このような食パンが誕生したそう。

そして、ランチセットの食パン「ワンハンドレッド」には、もれなくホイップバターもついてきます。
こちらのホイップバター、ふわふわなワンハンドレッドに塗ってもパンがつぶれてしまわないよう、塗っても、口当たりも、どちらも軽い柔らかいホイップバターとして開発したオリジナルのバターだそう。

こちらは、ランチセットのコーンスープ。
想像以上に本格的なスープです。

黄色いのコーンスープに浮かんでいる白いものは、チーズクリーム。
見た目もきれいで崩すのはもったいないのですが、スプーンでかきまぜていただきます。
濃すぎず上品なスープはワンハンドレッドにもぴったり。

そしてこちらがミニサラダ。
個人的な感想ですが、想像していたものよりミニではないサイズのサラダは、見た目もきれいですが、豆などが散りばめられ、オレンジ×生姜のドレッシングがかかっています。
生姜が利いたドレッシングはとても美味しく、体にやさしいバランスがとれたサラダです。

こちらはメインのひとつ「デミグラスオムライス」（ランチセット1,870円・税込）。
デミグラスソースは味わい深いのですが、なかのチキンライスの味付けが食べ飽きない絶妙な塩加減！

そしてオムレツ部分は、ふわとろ系。
デミグラスソース、ほどよいふわとろ具合のオムレツ、ケチャップソースが絡んだご飯が三位一体となって、しかも調和のとれたやさしい味で、すんなり完食してしまうオムライスです。

こちらは選べるメインのパスタメニューのひとつ「栗と自家製サルシッチャのクリーム」（ランチセット価格1.870円）。

栗と自家製サルシッチャが合う！
クリーム仕立てのまろやかな部分はありつつ、意外にさっぱりとしているのも特徴かもしれません。
自家製サルシッチャもとても食べやすく、栗の甘さとサルシッチャの塩味で、ほんのり甘じょっぱい和テイストにも似た洋風仕立てのパスタです。

ちなみに選べるメインの肉料理には、「牛ラグーソースのラザニア」（蘭日セット価格1,760円）もありました。

そして！
おいしかった食パン、ワンハンドレッドを完食してしまい、同様においしかったホイップクリーム（EDWオリジナルだそう）がたくさん残ってしまい、もったいない…と思っていたら、スタッフの方が「ミニパン」を持ってきてくれました。

ランチセットをオーダーすると、希望者には追加で「ミニパン」をひとり1個いただけるとのこと！
お腹は十分に満たされていましたが、ミニパンの香ばしい香りとホイップバター食べたさに、追加のミニパンをいただきました。

香ばしくてほんのり甘みを感じる、こちらもホイップバターをつけてもおいしいパンでした。
ミニパンのおかげで、すっかり魅了されたホイップバターも完食。

ドリンクは、コーヒー、紅茶（各ホット・アイス）のほか、110円⁺にするとカフェラテにもできるほか、パインジュースなども。
写真は、自家製レモネード（炭酸あり）です。

コーヒーにも引かれましたが”自家製”が魅惑的なレモネードにしたところ、こちらもスッキリいただける爽やかすぎるレモネード！
食後にもぴったりのレモネードでした。

ランチセットを堪能しましたが、「EDW」の目玉のひとつは、テイクアウトも可能な焼き立てのパン！
ランチセットでもいただける食パン「ワンハンドレッド」は、1本（2斤）850円（税別）。
トースト向きの”プレーン”と生のままがおすすめの”純生（じゅんなま）”の2種類のテイストがあります。

ランチセットでは、こちら↑のように「ワンハンドレッド 純生」にホイップバターをたっぷりつけていただけます。
ちなみにワンハンドレッドの特徴のひとつは、パンの耳も限りなく薄いところ！
オリジナルのホイップバターとワンハンドレッドの組み合わせは、無限ループに陥りそうなおいしさでした。

パンは店内で焼いており、国道36号線に面した大きなガラス窓越しに外からウィンドウ越しに、店内からもガラス越しにパンを作っている様子をのぞけるところも、今までの新しいにはなかった雰囲気を味わえるポイントかもしれません。

そして、すすきの中心地ですが朝食を楽しめるのが「Espresso D Works」。
おしゃれな朝食で元気に1日が始められそう！と思わず思ってしまう朝食メニューは、食パン「ワンハンドレッド」（528円）のほか、「クロックマダム」（968円）、「クロワッサンエッグベネディクト」（968円）に「季節のスープ」（363円）。
「ロメインレタスとポーチドエッグのシーザーサラダ」（フル968円/ハーフ528円）もあります。

朝食メニューでは、275円をプラスでドリンクをつけたセットにすることもできます。
朝食メニューのラインアップを見るだけで、通りを眺めながら朝食をここで食べてみたい、という衝動に駆られました。
映画のワンシーンに入り込んだ気分で朝食を楽しめそうで、ぜひやってみたいです。

15時からのカフェ&ディナータイムは、「いちごのナポレオンパイパンケーキ」（1,738円）などの”パンケーキ”や「フレンチトースト」（858円）、バスクチーズケーキ（1カット968円）、「とろけるプリン」（748円）と、スイーツも充実。
今回は、ランチセットの選べるメニューで自家製レモネードを選んだのでコーヒーは飲みませんでしたが、イタリア、ラ・マルゾッコ社製エスプレッソマシーン（！）で淹れるコーヒーもスイーツ同様に楽しみです。

夜は、イタリアンバル「DRAセブン」として、カクテルやナチュールワインなども楽しめるドリンクのラインアップになり、日中とはまた異なる夜のニューヨークの雰囲気を味わえそうです。
カウンター席もあるので、ひとりでも気軽に入りやすいと思います。

朝9時30分から営業する「Espresso D Works」と「DRAセブン」。
オシャレな店内とおいしい料理、ドリンク、そしてスイーツとパン！

子供から大人まで楽しめるお店としてはもちろんですが、すすきのの朝が大きく変わっていきそうなステキなお店です。
これまでは、断然、”夜”のイメージが強い”すすきの”ですが、朝やお昼のすすきのにも足を運びたくなります！