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いきなり個人的な話になりますが、香港でいろいろな香港人アーティストのコンサートを見たり、取材したりしてきた中でのナンバーワンは、陳奕迅(Eason Chan / イーソン・チャン)です。
「E臣」、「E神」などいろいろなニックネームを持つ彼ですが、アーティストとして彼が表現する楽曲の完成度、コンサートでの演出、観客と一緒に盛り上がるためのMCぶり……これぞエンターテインメントというものを見させてもらいました。
過去に2度ほどインタビューしたこともありますが、真剣な顔をして語るその話しぶりは音楽への愛と造詣の深さを感じさせてくれるものでした。その一方で、笑いながら家族で京都旅行をした時、スマホで撮影した写真を見せてくれるなど、コンサートでのパフォーマンスを含め、いろいろな顔を持っていて、ある意味「万華鏡」のような人です。
その彼が5月3日、横浜にあるK-アリーナ横浜で「陳奕迅 FEAR and DREAMS 世界巡迴演唱會 東京站(Eason Chan FEAR and DREAMS WORLD TOUR IN TOKYO)」と題したコンサートを行います。このツアーは2022年12月から香港、マレーシア、シンガポール、ニューヨーク、トロント、上海、シドニー、日本の前はロンドンでもコンサートを行うなど世界各地を巡るコンサートツアーの1つです。
もちろん今回ツアーでも、音、ビジュアル、演出などにこだわっていて、単なるコンサートではなく、1つのアートショーだという評価を得ています。
イーソン側は、耳と目で楽しむ「感覚の祭典」だと説明していますが、そこには緻密な計算されているはずで、会場にいる人は、何かを感じ取れる演奏会になっていることは間違いありません。
コンサートチケットは、チケットぴあで販売されています。日本で初の単独公演ということで、見逃せない夜になると思います。