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イビサ島北東、サン・ミゲルの町を通り越してさらに海に向かって5・6分。山の中にある、ホテル・アシエンダのウェルネスは充実しています。絶景を見ながら入れるSPAや、マッサージ、フェイシャルトリートメントは勿論のこと、ヨガのグループセッションやウォーキングにも参加することができます。
SPAはPica picaというタパス3種か、ランチやディナーとセットになっており、地元の食材を生かした食事も併せて楽しみます。SPAに50分ないしは80分のマッサージを付け加えたセットも用意されています。
ヨガのセッションを早朝(9時)から受け、SPA(50分)に入り、Pica picaかランチをいただいて、マッサージかフェイシャルトリートメントをしてもらって帰る、なんてホテルライフをこれ程存分に満喫できる場所は他になかなかないかもしれません。
喧騒を離れた場所で、美しい自然を見ながら入るSPAは、身も心も癒されます。
露天風呂を思わせる様なプールが、8ゾーンに区切られていて、順番に各々の場所の違う温度と違う水流を楽しみます。同じ空間を2組が使用するのですが、他のグループと重ならないよう時間調整されているので、絶景を独り占めしている感じがまた贅沢で心休まります。
1971年創業の老舗ホテルのホスピタリティに、心が落ち着かされるのも言うまでもありません。Six SensesやNobu Hotelのウェルネスも興味深いですが、旅行の日数は限られています。ホテル・アシエンダだと半日でウェルネス効果が体感でき、日程に限りのある方にも、クルーズで7時間ほどしかイビサに滞在されない方にも最適ではないかと思われます。
Hotel Hacienda Na Xamena Ibiza – SPA Posidonia
住所:Carrer na Xamena, S/N, San Miguel de Balansat
URL:https://www.haciendanaxamena-ibiza.com/en/wellness/
ホテルはイビサから車で30分弱。SPAに行って帰ってくる分にはタクシーでいいですが、
この老舗ホテルでゆっくりされたい場合は、車をレンタルされることをお薦めします。
【サン・ミゲルの町】
イビサからサンタ・へトゥルーディスの村を過ぎると、道はまっすぐ一本道。遠くに丘の上にある教会が見えてきます。サン・ミゲルの教会は、サンタ・エウラリアの教会と同様に、海賊から村の人々を護る要塞の役目を果たしてきました。教会では6月から9月の間、イビサのフォークロアダンス(baile payes)を見ることができます。それに合わせ教会前では小さな市(メルカディージョ)が催されます。
・Baile payes(バイレ・パィエス)
場所:教会の中の広場で
日時:6月から9月まで 毎週木曜日18時15分より
費用:5€(小人3€)
・Mercadillo (メルカディージョ)
場所:教会の前
日時:6月から9月まで 毎週木曜日18時から22時まで
【サン・ミゲルの港(puerto プエルト)】
プエルト・デ・サン・ミゲルはビーチです。もともと漁や商業用に使っていた入り江だったので、今も変わらず港と呼んでいます。
ビーチ沿いにはレストランが並んでいますが、私のイチオシはRestaurante Port Balansat。どのお料理も美味しいですが、パエリアかイビサ郷土料理のBullit de Peix(ブジ・デ・ペィシュ:魚の煮込み料理)がお薦めです。
Restaurante Port de Balansat(レスタウランテ・ポート・バランサッ)
住所:C/Port de San Miquel, S/N, San Joan de Labritja
営業時間:13時~23時
【鍾乳洞 Can Marsa】Cueva de Can Marsa
サン・ミゲルのプエルト(港)を漁や商業用に利用していた頃、密輸業者の行き交いがあったのも不思議ではありません。その密輸業者が密輸品を隠す場所を探して見つけたのがこの鍾乳洞でした。
それほど大きな鍾乳洞ではありませんが、保存状態が良くてきれいですし、入り口辺りから見える景色もとても素敵です。
住所:Cueva de Can Marsa, Port de Balansat, Puerto de San Miguel, Ibiza
営業時間:年中無休
夏季(5月~10月)10時~19:30時(30分毎に入場)
冬季(11月~4月)10:30時~17:30時(45分毎に入場)
入場料:大人15€、小人9€