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【東京】八重洲・お米と楽しむイタリアン「Asterisco」

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2025年7月25日
公開日
2025年7月31日

洗練されたオフィスビルが建ち並ぶ、東京駅八重洲口前。2023年にオープンした、ヤンマーホールディングスの新しい総合施設もそのひとつです。

ヤンマー本社は大阪にありますが、首都東京での拠点は1977年に建てられたヤンマー東京ビルでした。しかし老朽化にともない、八重洲エリアの再開発と同時に建替えを決定。2022年に竣工したのが、現在あるYAMMAR TOKYOです。

農業、とくに日本の伝統的な米作とともに歩んできたヤンマー。洗練されたビルの2階にある「アステリスコ」では、お米と楽しむコンセプトのイタリア料理を味わえますよ!

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東京駅八重洲口から直通!足回りいいロケーション

  • ヤンマーらしさの象徴「HANASAKA」発信拠点!
  • 誇らしげな雄姿、真っ赤なトラクター
  • 「Asterisco」のシックなエントランス

東京駅八重洲口を出ると、すぐ目前にあるYAMMAR TOKYOビル。また駅から地下通路によって直結しているので天候や気温に関わらず、快適にアクセスできるのも嬉しいですね。

駅からの地下通路で行く場合、最初に到着する地下1階はギャラリースペースと吹き抜けのホール。吹き抜け部分にヤンマーの「人を豊かにする:HANASAKA」を表現した桜が天から降り注ぐようにあしらわれ、思わず見惚れてしまうほど。

そして1階は地上から行く場合の正面玄関として、真っ赤なトラクターが来場者を出迎えます。入口から続く「ヤンマー米ギャラリー」では、お米と米栽培の歴史をインタラクティブに学べるアトラクションも。

3階から最上階はヤンマーグループはじめ企業のオフィスビルですが、目指す「アステリスコ」は2階にあります!

「お米を楽しむイタリアン」がコンセプト

  • 明るく眺めのいい店 夜は美しい夜景も
  • 牛すじボロネーゼと米粉パンのブルスケッタ
  • お米を食べて育った、やまと豚のロースト

店名のAsterisco(アステリスコ)は、イタリア語で「※米印」のこと。日本人にとって特別なお米、日本文化に深く根差すお米を軸に、旬の食材を活かした料理を提供するという意味が込められています。

夜の営業オープン時刻17:30に入った店内は、夕方の日差しが入り明るく開放的な印象。そして食事が終わりお店を出る頃には、八重洲周辺ビル群の美しい夜景を堪能できました。

ディナータイムのメニューはコース料理またはアラカルト。コースは「ヴィータ」5品5500円、「デグスタツィオーネ 」6品8800円、「プレミオ 」7品13200円から選べます。

ちなみに筆者らが注文した「ヴィータ」は以下の内容。どれも美味しく満足度の高いコースでした!

本日の季節前菜
牛すじボロネーゼと米粉パンのブルスケッタ~ラスパドゥーラチーズ~
本日のパスタ
メイン:3品のうち1品を選択
・愛媛県産真鯛のオーブン焼き
・『お米を食べて育った』やまと豚のロースト
・A5和牛のグリル(追加料金500円)
お米のティラミスとカフェ

絶品デザート、お米のティラミス!

  • これが噂の「お米のティラミス」♪
  • 東京駅八重洲口すぐ前!

お米という素材を、ときに大胆に、ときに繊細にイタリアンに仕上げた料理を味わえる「アステリスコ」ですが、最も感動したのは「お米のティラミス」。

ティラミスはエスプレッソで風味をつけるのが一般的ですが、ここでは米焼酎を使用。なのに焼酎ぽさがなく、円やかで優しい味。またお米の風味を感じるクリームの「ふわとろ」加減が、トッピングされたポン菓子のサクサクと絶妙な組み合わせで美味しかったです。

前述したように八重洲口すぐ近くにあるので、帰り道も安心。東京駅周辺で美味しいイタリアンをお探しならば、この「アステリスコ」はいかがでしょうか?

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