キーワードで検索
バレンシア市内には鉄道主要駅が2つあります。ひとつは100年以上前に建てられたモデルニスモ様式の駅舎が美しいバレンシア北駅。もうひとつは、北駅のキャパ不足から2010年にオープンした高速鉄道専用のホアキン・ソロージャ駅です。
この2つの駅800mほど離れていて、これまではRenfe(スペイン国鉄)の該当する高速鉄道の乗車券を持っている人だけが利用できるシャトルバスで結ばれていました。近年はRenfe以外にIryoとOuigoが参入したものの、シャトルバスは使えないので、運転手さんと口論する人の姿を何度か目にしました。
それが理由なのかはわかりませんがシャトルバスが廃止され、2か月ほど前に2つの駅を結ぶ歩行者専用連絡通路が完成! 先日実際に歩いてみました。
北駅側の通路出入口は、駅舎正面から入ると右奥にある改札脇、ちょうど9番線ホームの横にあります。ここからスタートし、ホアキン・ソロージャ駅側の出入口を経由し駅舎に入るまで7~8分歩きます。北駅駅舎の正面出入口からだと10分あまりかかることになります。
ホアキン・ソロージャ駅からこの連絡通路を通って北駅に向かう場合は、改札を出たら左の大きな出入口ではなく、右に進み小さな出入口から出てください(途中に有料WCやマクドナルドがあります)。
なお、この歩行者専用連絡通路が開いているのは、6:00から22:30まで。公道を通ってもあまり時間的には変わらないと思いますが、公道だと狭い歩道や段差があったり石畳でスーツケースを運びにくいので、連絡通路の方が断然オススメです。
ホアキン・ソロージャ駅は高速鉄道が続けて到着する時間帯だと、タクシー乗り場にはかなり長蛇の列ができます。配車アプリを使う手もありますが、大荷物でなければ北駅まで歩き、北駅のタクシー乗り場を使う方が早かったりします。
この情報がお役に立ちますように。