【大阪・堺】街歩きの合間にひんやり。老舗かん袋の氷くるみ餅

大阪・堺で愛され続ける老舗和菓子店「かん袋」。鎌倉時代創業の歴史を持ち、豊臣秀吉が大阪城築城の際に店主の働きぶりを「かん袋が散る様に似ている」と称え、その名が付いたと伝えられています。

堺観光では外せない甘味処として、地元の人も観光客も長年愛し続ける名店です。

名物の「くるみ餅」は、つきたてのお餅を風味豊かな特製餡でくるんだことから名付けられました。素朴ながら上品な甘みで、世代を超えて親しまれる一品です。

お土産用にはシール容器や壺入りもあり、堺ならではの味を自宅でも楽しめます。筆者も今回はシール容器入りをお土産に購入。実家では母がくるみ餅の壺を再利用していたことを思い出し、ほっこりした気持ちになりました。

特に暑い季節におすすめなのが「氷くるみ餅」。ふんわり削られたかき氷の下から名物くるみ餅が現れる、ひんやり贅沢なスイーツです。シングルかダブルを選べるので、その日の胃袋に合わせて楽しめます。やさしい風味と素朴な甘さが体にすっと染み渡り、暑さで疲れた体をやさしく癒やしてくれます。

いかがでしたか？堺の名物を味わいながら、歴史と伝統に触れつつ、体のなかから残暑を乗り切ってみませんか。

店舗情報   かん袋

・住所：大阪府堺市堺区新在家町東1丁2-1
・電話：072-233-1218
・営業時間：10:00～17:00（店内飲食受付は16:45まで）
・定休日：火曜・水曜（祝日の場合は営業）
・駐車場：あり