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札幌駅から地下道で直結している「札幌グランドホテル」。同ホテルには、わざわざ足を運びたくなる、食通を唸らせるクラシックディナーがあるんです。今回は、そんなクラシックディナーメニューとともに、札幌の街の周辺観光をご紹介します。
同ホテルのレストラン「ノーザンテラスダイナー」でいただくことができる、クラシックディナーコースは代々受け継ぐ伝統のレシピに現代の解釈をプラスし、昨年、新しいコースとして誕生しました。盛り付けは伝統と進化そのもの。その美しさは、ため息が出てしまうほどです。
アミューズ・ブーシュはパテ・ド・カンパーニュ。まずは、そのまま一口。じっくりと味わったあと、添えてある粒マスタードで味の変化が楽しめます。サーモンマリネは、代々伝わる製法で仕上げたもの。祝いの一皿をキャビアで表現しています。サーモンは塩をプラスしマリネにして、2晩寝かせて丁寧につくっているのだとか。
札幌グランドホテル伝統のコンソメ・ドゥーブルは、タピオカを浮かべた古典的なスタイル。すね肉を2回挽き、シェリー酒をプラス。その後、5日間煮込んで仕上げているこだわりの一品です。
イセエビのテルミドールは、華やかな宴を彩ってくれること間違いなし。イセエビのだし汁を合わせたホワイトソースは絶品。同メニューは、最初は婚礼メニューだったそうですが、歴史を受け継ぐ伝統メニューの一品として、クラシックディナーメニューに加わりました。
ホテルを代表する「味」のひとつ、「黒毛和牛のビーフシチュー ポムピューレ添え」。ホロホロとしたお肉の柔らかさには衝撃的。手間を惜しまず丹念に仕上げたデミグラスソースと、柔らかな肉の旨みが口いっぱいに広がります。
1934年の開業以来、大切に受け継がれてきたアップルパイ。同ホテルに来たら、絶対食べたいスイーツのひとつです。伝統のアップルパイを現代版にアレンジしたもの。サクサクのパイ生地とシナモンを効かせたりんごのバランスがたまりません。リピーターからもお土産としても、人気のホテル定番のスイーツです。
◾️札幌グランドホテル
住所:北海道札幌市中央区北1条西4丁目
電話:011-261-3311
ホテルから足を伸ばして、札幌駅の反対側にある「サッポロビール博物館」へ。同博物館は、明治期から今日に至るまで、サッポロビールが歩んできた道のりをじっくり学べる場所。サッポロビールの歴史や歴代のラベルなどを見ることができます。大きな蒸留釜などもあり迫力満点。じっくり解説を聞きたい方には、プレミアムツアー(有料)もあるので、こちらも便利です。
博物館1階スターホールでは、工場直送のビールを飲むことができます。今回は、「サッポロ生ビール黒ラベル」「[北海道限定]クラシック」「開拓使麦酒」の3種飲み比べをセレクト。この飲み比べ、試飲だと思って注文すると、通常サイズで登場するので度肝を抜かれます。飲みごたえ抜群のビールをぜひ味わってみてください。
◾️サッポロビール博物館
住所:北海道札幌市東区北7条東9丁目1-1
電話:011-748-1876(受付時間:プレミアムツアー開催日の11:00~17:30)
ホテルから歩いて20分ほどの場所にあるのは、道立近代美術館の隣に佇む「北海道知事公館」。元々は三井合名会社の別邸として建てられましたが、1953年に北海道が所有し、今でも行事や会議などに使用されています。中にはいるとクラシカルな空間が広がり、まるでタイムスリップしたかのよう。
大きな窓から見える庭園には、エゾリスも生息するのだとか。四季折々、美しい姿を見せてくれる自然豊かな「北海道知事公館」は、ゆっくり札幌散歩を楽しみたい方にもおすすめです。
◾️北海道知事公館
住所:北海道札幌市中央区北1条西16丁目
電話:011-611-4221
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/tsh/koukan/72978.html
※公務等により見学不可の場合もあります
北海道立近代美術館は、地域性と国際性を併せ持つ総合的近代美術館として、1977年7月にオープン。以来、「地域に開かれ、地域の美術文化を拓くこと」を基本理念に掲げ、収集・保管、展示、教育普及、調査研究、地域文化の振興などの活動をしています。誰もが心ゆたかにアートに触れられる憩いと学びの場として、さらなる進展を目指しているそう。
同美術館のコレクションは、北海道の美術、日本近代の美術、エコール・ド・パリ、ガラス工芸、現代の美術の5つを収集方針に掲げ、コレクションを形成。他にもヨーロッパの版画、江戸後期の浮世絵、幕末から昭和戦後に至る北海道のやきものなど多彩なジャンルの作品を収蔵しているというので驚きです。同美術館の所蔵作品の詳細は所蔵作品データベースにてご確認いただけますので、アート好きな方は要チェックです。
歩き疲れたら館内にあるカフェ「Marley」でほっと一息。世界中から厳選した珈琲豆とカカオ豆を、産地の特性に合わせて自家焙煎したこだわりの一杯を楽しむことができます。世界中から厳選した珈琲豆とカカオ豆を、産地の特性に合わせて自家焙煎したこだわりの一杯を楽しめます。オーナーが、仏像好きだそうで、レジ横や、テーブルなど店内の至るところに仏像があるので探してみてください。
◾️北海道立近代美術館
住所:札幌市中央区北1条西17丁目
電話:011-644-6881
北海道の土、石、木を材料に使い、明治に建設された北海道を代表する歴史的建造物。「北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)」は、国の重要文化財にもなっています。美しい外観に、思わず見惚れてしまう人も多いはず。館内では、札幌の歴史などを知ることができます。
◾️北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
住所:北海道札幌市中央区北3条西6丁目1
現存する日本最古の時計塔として人気の観光スポット「札幌市時計台」。敷地内にしっかりフォトスポットが設けられているので、初めての方でも安心して撮影できます。真向かいにある「札幌MNビル」の2階には、「時計台撮影テラス」もあるので、ここから撮影するのもおすすめ。時代を超えて、時を刻み続ける時計台は、札幌に来たら外せません。
◾️札幌市時計台
住所:札幌市中央区北1条西2丁目
電話:011-231-0838
360度、札幌の景色を楽しめるのが「さっぽろテレビ塔」。地上約90mの展望台からは、東西に続く大通公園を眺めることができます。天気がよければ石狩平野や日本海も見渡せるのだとか。札幌のシンボルとして、愛され続けているテレビ塔です。
◾️さっぽろテレビ塔
住所:札幌市中央区大通西1丁目
電話:011-241-1131
札幌に来たら立ち寄りたいのが、「雪印パーラー」 札幌本店。ここでぜひ食べてみて欲しい絶品アイスがあるんです。それが昭和天皇・皇后両陛下のために特別に作られたアイスクリーム「スノーロイヤル」。試作期間は、なんと2年。「乳」本来の持つ風味を追求した絶品アイスは、本店限定なのでお見逃しなく!
◾️「雪印パーラー」 札幌本店
住所:札幌市中央区北2条西3丁目1-31 太陽生命札幌ビル1階