【南フランス】おとぎ話に出てくるような小さな宝石の町マントン
2025.9.5
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モナコは、世界で最も小さな独立国家のひとつ。
面積は東京23区よりも小さなサイズでありながら、有名なイベントが豊富で観光スポットも点在しています。
豪華なカジノや絶景が眺められる宮殿、おとぎ話に出てくるような可愛らしい旧市街。今回は、小さな国モナコを散策したコースをご紹介。
モナコへは、ニースから鉄道を利用して約30分の距離にあります。
チケットは、ニース駅の券売機で購入可能ですが、切符を買うのに長い列ができているので事前に公式サイトで購入するのがおすすめです。
ニース駅にある券売機の横にURLが記載されています。
時間帯によっては、売り切れになっていることがあるので事前に電車のチケットを購入しおくと安心です。
モナコ駅はバスの路線が多くあるので、バスの利用が便利です。坂道が多いですが、散策しながら徒歩での移動も可能。
駅を出て最初に訪れたモンテカルロ・カジノまでは徒歩で行きました。
モナコを訪れたら一度はみたいカジノ・ド・モンテカルロ(Casino de Monte-Carlo)。
建物は、コート・ダジュールを象徴するラグジュアリーとエレガンスが融合した佇まい。ベル・エポック様式の傑作とも言われ、歴史とエンターテイメントが堪能できるスポット。
午後からゲームラウンジへとカジノを楽しむのも良いですが、お子さま連れやカジノに興味がない方には、昼間に辺りを散策するのがおすすめです。
モンテカルロ・カジノ周辺は活気があり、地中海を一望できるテラスや緑豊かなガーデン、カフェが点在しています。
海岸線に沿って歩いていると、トップメゾンのブランドショップも。
フェラーリやランボルギーニなどラグジュアリーな車がカジノ周辺を走っているのも見どころ。
モナコ大公宮殿は、ジェノバ(現在のイタリア)の防衛要塞として建設された歴史があります。
中世に、イタリア・ルネサンス様式の影響を受けながら、威厳ある佇まいを保ち公爵の邸宅へと改築されました。
宮殿は、丘の上にあるため、上り坂を通り宮殿へと辿り着くので歩きやすい靴は必須です。
宮殿の正門では、衛兵交代式も行われています。
ここでのもうひとつの見どころは、丘の上からの絶景です。
宮殿前にある広場からは、美しい地中海のほか、多くの船が並ぶハーバー、対岸に佇む家々など眺めることができます。
地中海からそびえ立つ岩山の上にモナコの旧市街があります。
国の行政機関が集まる中心地にもなっており、グレース王妃の眠るモナコ大聖堂や裁判所などもこのエリアに。
モナコ大公宮殿の近くにあり、一歩中へ入ると細い石畳の道が続く迷宮のような場所。
カラフルなパステルカラーの家々が佇み、お土産ショップ、カフェなどに立ち寄ってみるのも楽しみのひとつ。
筆者は、このエリアでお土産を購入しましたが10ユーロ以下は現金のみという場所があったのでカード以外にも現金があると便利です。
今回、半日モナコの観光をして、午後から前回ご紹介したマントンへ。
小さな町なので、半日で主要なスポットを訪れることができますが、時間があったら海洋博物館、熱帯公園なども旅のコースに入れてみてもよかったなと思っています。
モナコは、他のコート・ダジュール周辺の町とは少し違う優雅な雰囲気がある町。南フランスを訪れたらモナコへも足を運んでみてください。