【和歌山】美しい景色が広がる秋の南紀白浜

早朝に京都を出て、南紀白浜に着いたのはお昼頃でした。9月も後半の海といえば秋風が吹いて、静かな景色が広がっているのかと思いきや・・・・いやいや「白良浜」のビーチではまだ。パラパラと泳いでいる人がいます。
白浜といいますとハワイのワイキキビーチとは友好姉妹浜でもあります。

長く続く白い砂浜。静かに押し寄せる波。
椰子の木の並ぶ風景。
ここならではの美しい景色が広がっています。

関西では、白浜に行こうとかいいますが、「白浜」とは白浜町という町の名称です。
そして「白良浜」というのは、その白浜町にある白良浜海水浴場のことを指します。
ですから「白浜」は白浜町全体を指し、「白良浜」はそのなかの海水浴場を意味するのです。

南紀白浜の名前の由来にもなった「白良浜」は、関西屈指のマリンレジャースポットです。
もはや近畿のみならず、全国区といえるかもしれません。
白良浜は本州でもっとも南に位置する紀伊半島にあり気候はとても温暖です。
白良浜の海開きは5月のゴールデンウィークで、本州で最も早い海開きが行われています。

白良浜の砂は、とても白いです。
ここの砂の90%以上は石英からなり、真っ白でサラサラです。
しかし近年は、乱開発や環境の変化で真っ白の砂が、波による浸食もあり、やせ細って行ったそうです。
そこでオーストラリアから輸入した砂により再び元の美しく白い砂浜が復活しています。

白良浜では美しい白砂を保つ為に、砂の流出を防ぐ突堤を設置したり、
風で砂が飛ばされないようにネットを張るなど、砂浜の保全活動に努められています。

9月末の白良浜。
青い海と白い砂が美しく、夏の名残を想う美しい風景が広がっていました。
夏の白良浜は、超人気なので混み合いますが、シーズンが過ぎた
秋はのんびりと過ごす事ができます。

朝の白良浜の風景や、白良浜から見る夕陽の景色は格別です。

■白良浜
住所：和歌山県西牟婁郡白浜町864
アクセス：電車の場合は新大阪から2時間10分(スーパーくろしおオーシャンアロー号)。車の場合は南紀白浜ICから15分