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ハノイのコンビニは長らくサークルKのみでしたが、今春、韓国系のGS25や日本でもお馴染み、セブンイレブンが相次いで出店しました。全国的にもコンビニはまだ珍しい存在のベトナムで、ベトナムらしいコンビニグルメやお土産をご紹介します。
店舗や来店時期によって、販売されていない商品もありますので、ご了承下さい。
2025年11月時点で、ホアンキエム湖周辺では、タンロン水上人形劇場裏とユニクロ・ホアンキエム店隣の2軒あります。店内にはイートインスペースもあります(詳細は後述)。
韓国系のコンビニで、セブンイレブンよりひと足早くハノイに進出しました。キンパ、トッポギなど韓国料理を気軽に楽しめ、韓国コスメも充実。イートインスペースも併設されています。
ほかのコンビニチェーンよりも店舗数が多く、ホテル付近でもよく見かけます。観光や出張中のちょっとした買い物に便利です。イートインスペースはありません。
ハノイに数日滞在する場合、日帰りでハロン湾、ニンビンなどのツアーに参加される方も多いでしょう。ツアーから戻り、ホテルでのんびり余韻に浸りながら、“部屋飲み”でも。そんな時に便利なのが、コンビニグルメです。ぜひ食べて頂きたいB級グルメをご紹介します。
今回紹介する食品は、検疫の関係上日本には持ち込みができないものが含まれます。
小さなカップの食べきりサイズのものが販売されています。おすすめは見た目も綺麗な3色おこわ。店内で温めて可能、付属のピーナッツ塩を振りかけて召し上がれ。
一見、中華ちまきに見えるこの食べ物、意外と知られていないB級グルメ。米粉とタピオカ粉をミックスしたお餅をバナナの葉で包み、蒸し上げたものです。ぷるぷる食感のお餅のなかには、炒めた鶏肉や木耳、うずらの卵などが入っています。
豚の耳と米粉を混ぜて発酵させ、バナナの葉で包んだ“おつまみ”。一緒に包まれている、いちじくの葉に巻いて、チリソースをつけて食べます。ビールにあう最高の一品!
クラフトビールはスーパーでは取り扱いが少なく、コンビニがおすすめ。カップに入ったローカルドリンクは、レジに持って行くと氷を入れてくれます。別売りのトッピングをつけてアレンジも可能。この販売スタイルは、ハノイではセブンイレブンだけです。
ベトナムで購入したお酒は、760ml×3本( 2280ml)までは免税。
食べきりサイズの南国カットフルーツは旅行者には嬉しい。
ベトナムでは、お土産は大勢に一気に配るための大容量サイズが一般的です。そのため、市場やローカル店で個別の“ばらまき土産”を探すのは至難の技。そんななか、小袋サイズの商品を多く扱っているコンビニは、旅行者の強い味方です。
小指大のサクサクスナック。この食感と少しエスニックな味付けは珍しく、ビールのおつまみにぴったり。少し大きめの袋は、ジップロック式になっているのもポイント。おすすめは、「スパイシーチーズとオニオンの春巻きスティック」。思ったよりもスパイシーですが、後引くおいしさです。
ベトナムではお菓子として、魚の皮はよく見かけます。味は各種ありますが、今回ご紹介するのは、“レモン塩味”です。レモン塩は、調味料として、ガイドブックでも必ず取り上げられるベトナム定番土産のひとつです。日本人は“レモン塩味”と呼びますが、正確には“ライム塩”。もちろんそのままでも十分おいしいのですが、“追いレモン”をすると風味が増して、よりおいしくなります。
店内に入り、目を引くセブンイレブン・ベトナムのオリジナルグッズ。ボールペン、マグネット、ステッカーのような雑貨から、Tシャツ、トートバック、帽子、はたまたノンラー(菅笠)まで、予想以上の幅広いラインアップに、驚くことでしょう。ベトナムをモチーフにしたかわいいデザインはお土産に最適です。
ここで1点。
コンビニに限らず、スーパーなどほかの小売店でも、ローカル品と輸入品が、混在して陳列されています。正規輸入品に関しては、裏面の商品表示付近にベトナム語の商品表示ステッカーが貼られています。
ハノイのコンビニ、いかがでしたか?
ホーチミンには、ファミリーマートやミニストップなどもありますが、ダナンはミニスーパー、ハイフォンはサークルKのみと、ベトナムのコンビニ文化は発展途上といったところです。貴重なベトナムのコンビニ、旅先で見つけたら、ぜひ立ち寄ってみて下さい。