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【滋賀】米原を起点に巡る日帰りドライブ旅!湖北エリアの一度は訪れたい紅葉スポット3選

加藤朋子

加藤朋子

神奈川特派員

更新日
2025年11月27日
公開日
2025年12月3日

滋賀県で唯一、新幹線が停まる「米原駅」。旅人を迎えるこの玄関口から、秋色に染まる湖北への紅葉旅をご紹介します。

今回は、滋賀県在住者がおすすめする「秋の紅葉旅おすすめスポット3選」。名所から穴場まで、湖北エリアの魅力をお届けします。

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紅葉スポット3選

1.鶏足寺

鶏足寺大門跡

米原駅から車で1時間ほどの場所にあるのが、湖北の紅葉の名所として、多くの人に愛されている鶏足寺。紅葉の季節になると、あたり一面「深い赤」に染まり、全国から人が訪れます。

駐車場から畑の間の小道を進み、石畳の遊歩道を歩くと、ほどなくして大門跡へ到着。目の前の参道は、紅葉のじゅうたんが広がり、息をのむような光景が広がっていました。光が差し込むと紅葉がキラキラと輝き、撮影スポットとしても人気です。

真っ赤に染まる参道 ※落葉保存区域内のため、立ち入りはできません

鶏足寺までの道はところどころ勾配があり、落ち葉で滑りやすい場所があるのでご注意を。訪れる際は歩きやすい靴を選ぶと、より安心して美しい景色を楽しめます。

◼︎鶏足寺
住所:滋賀県長浜市木之本町古橋
アクセス:北陸自動車道木之本ICより10分
駐車場:臨時駐車場あり
紅葉散策期間:11月15日(土)〜12月4日(木)
受入時間:8時半〜16時
料金:期間中は紅葉散策協力金として500円/1人

2.天川命神社(あまかわのみことじんじゃ)

  • 鳥居と大イチョウ
  • 迫力の大イチョウ

鶏足寺の鮮やかな「赤」で心を満たしたら、車で7分程の場所にある「天川命神社」に足を伸ばしましょう。境内には「宮さんの大イチョウ」と呼ばれる大木があります。推定樹齢300年以上といわれるイチョウの大木は圧巻。青空に鮮やかな黄金色が映えます。

観光客がほとんどいない穴場なので、静かに紅葉を楽しみたい人におすすめ。住宅地で道が狭いので、車で訪れる際は気をつけてください。

◼︎天川命神社
住所:滋賀県長浜市高月町雨森1185
アクセス:北陸自動車道木之本インターから車で10分
駐車場:あり

 

3.マキノ高原のメタセコイア並木

メタセコイア並木

鶏足寺から車で約1時間。湖北の紅葉を語るうえで欠かせない場所のひとつが、マキノ高原へと続くメタセコイア並木です。マキノ高原へのアプローチ道として、約2.4Kmにわたり、メタセコイアが約500本植えられています。

車で走り抜けると、木々がつくる影がリズムよく車内に流れ込み、まるで光のトンネルをくぐっているよう。赤でも黄でもない、メタセコイア特有の落ち着いた色合いは、湖北に来たら足を運びたいスポットです。徒歩と車、サイクリングなど、お好みに合わせて景色を楽しんでみてください。

これから、さらに茶色に色付いていく

この場所のもう一つの嬉しい点は、季節によってまったく違う表情を見せてくれること。春の新緑はやわらかく、夏の深い緑は涼やかで、冬には真っ白な雪原の中で凛と立つ並木が現れます。

雪の積もった早朝のメタセコイア並木に再訪すると、息をのむほど美しい景色に出会えます。近くにあるマキノピックランドにはカフェやレストランがあり、温かい飲み物を手にしながら並木を眺めることもできます。

◼︎マキノ高原のメタセコイア並木
住所:滋賀県高島市マキノ町蛭口~牧野
アクセス:JRマキノ駅からバス(マキノ高原線)で約6分、「マキノピックランド」下車すぐ

湖北エリアの立ち寄りスポット

1.LOVANGA KITCHEN

おまかせパン

米原駅東口からすぐのLOVANGA KITCHEN。ドリンク代に250円を追加するといただける「5種のおまかせパン」のモーニングがあるんです。もっちりとした食感のパンが並びますが、甘いパン・チーズのパン・お惣菜パンなど、どのパンが食べられるかはお楽しみ。ひと口食べるごとに、優しい甘さと香りが広がります。

「焼きたてのやわらかさを大切にしたいので、テイクアウトは行っていない」とのこと。時間に余裕がある方はぜひ同店で過ごしてみてください。

◼︎LOVANGA KITCHEN
住所:滋賀県米原市米原464-23
営業時間:8時〜18時
定休日:水曜日

 

2.青リンゴ木庵

せいろで食べる蒸し御膳 2,100円

長浜の中心部、元浜町ゆう壱番街の一角に、11月にオープンしたのが古民家を改装した「青リンゴ木庵」。店内に一歩足を踏み入れると、懐かしさを感じます。旅の途中で、ホッと一息つける憩いの場所。靴を脱いで上がる座敷の空気が落ち着きます。

 

少しずついろいろ楽しめます

ランチは3種類から選ぶことができますが、今回は「せいろで食べる蒸し御膳」をいただきました。8センチほどの小さな丸いせいろに、お肉や魚、旬の野菜、ごはんが少しずつ丁寧に盛りつけられています。

ふたを開けると、色とりどりの旬の食材がお目見え。見て楽しい、食べて美味しいメニューで、心もお腹も満たされます。伝統的な建造物が建ち並ぶスポット「黒壁スクエア」へもほど近く、一緒に巡るのもおすすめ。

◼︎青リンゴ木庵
住所:滋賀県長浜市元浜町21-33
営業時間:ランチ 11:00〜14:00
定休日:月・火曜日
https://www.instagram.com/aoringomokuan

 

3.三島池(みしまいけ)

逆さ伊吹が綺麗に見えるスポットです

湖北の旅の締めくくりは、米原市にある三島池。秋は、紅葉と伊吹山を一度に楽しめる贅沢な場所。有名観光地ではありませんが、美しい風景が広がる穴場スポットとして人気です。

夏にはホタルの観賞地としても知られる場所で、年間を通して楽しめます。

◼︎三島池(グリーンパーク山東内)
住所:滋賀県米原市池下80番地1
アクセス:北陸自動車道米原ICから約15分
駐車場:無料駐車場あり

紅葉シーズン真っ盛り。「米原駅」で下車して、この時期ならではのスポットを巡ってみてはいかがでしょうか。

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