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【兵庫県 赤穂市】歴史ある赤穂の塩を味わうカフェ「AMAMI TERRACE 」

mami

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岡山特派員

更新日
2025年11月27日
公開日
2025年11月27日

こんにちは。岡山特派員のmamiです。兵庫県赤穂市を御紹介していますが、この日のランチは、伊和都比売神社の境内にあるカフェです。製塩事業を営んで400年の歴史を持つ赤穂化成が経営される「AMAMI TERRACE 」さん です。塩やにがり、発酵食品を使った食事やスイーツの楽しめるカフェです。

赤穂は古代から製塩が行われ、弥生時代末期には土器製塩跡が確認されています。その後、奈良時代は東大寺へ塩が寄進され、江戸時代になると赤穂藩の事業として本格的な大規模塩田の開拓が始まり、江戸をはじめ全国にその名を馳せたといいます。

 

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案内された席は、瀬戸内海に面した席です。見晴らしも良くててラッキーです。

席に着くとグラスにミネラルたっぷりの海洋深層水を 持ってきてくれます。
メニューを見ると、どれもこだわりを持った食材を使っているようです。テーブルの上には、自社製品でしょうか、”ゆず塩”と”赤穂の天日塩”が置かれています。

前菜がやってきました。左から”スパニッシュオムレツ”、”冷奴”、”鴨”と並んでいます。鴨には塩レモンが添えられ爽やかです。
冷奴は「テーブルの上にある”ゆず塩”か”赤穂の天日塩”をかけて食べてください。」とのことでした。
普段は醤油で食べる冷奴ですが、塩だと豆腐の持つ風味がしっかりと伝わってきます。この食べ方は、上等なお塩があれば家でも簡単に真似ができますね。

私がオーダーした「豆腐煮込みハンバーグランチ」がやってきました。
ご飯は水田に乳酸菌を散布した乳酸菌米だということで、身体の中の腸内環境を整えてくれるそうです。味は普通のご飯で、乳酸菌飲料のような匂いはしません。

目玉焼きの下にはハンバーグが隠れています。目玉焼きとハンバーグの間には、ソースの絡んだきのこがたっぷりと入っています。ハンバーグには、豆腐が入っているはずですが、柔らかすぎず、お肉の歯ごたえがあり美味しくいただきました。
小皿には”きのこのアヒージョ”や”芋羊羹”などが添えられていて、どのランチを頼んでもついてくるようです。

こちらは夫の頼んだ「塩唐揚げ」です。塩唐揚げが揚げたての熱々で美味しそう~。物ほしそうに見つめていると、いつもの如く「やらんぞ。」と言う夫。(笑)

併設されたショップものぞいてみました。
カフェを営業している赤穂化成さんの塩やにがりと一緒に赤穂のお土産も並んでいます。

気になったのが、レジの隣で煎熬(せんごう)と呼ばれるかん水を煮詰めていました。2枚目の写真は、煮詰めて脱水後に出来上がった粒が大きめの塩です。
実際は写真よりもキラキラで純白の塩です。この塩も買っておけばよかったと、今更後悔しています。この塩で作った「塩むすび」は最高だと思います。

ここで買ったお土産は、右から赤穂の学校給食で人気のあるという「唐揚げのレモン漬けだれ」、赤穂化成の「天海の塩」。
その左は、「てーてってー」というイタリア伝統のパイ生地を「牡蠣(かき)の殻」をイメージして焼き上げた洋菓子です。「てーてってー」というのは、赤穂弁で「連れてって」という意味が込められているそうです。パリパリのビスケットの表にチョコがコーティングされています。チョコの味は6種類で、お値段も手ごろでお土産に喜ばれそうです。

3回にわたって赤穂岬の魅力をお伝えしましたが如何でしたか?
これから瀬戸内海は牡蠣のシーズンで、赤穂市坂越も牡蠣の産地です。今年は瀬戸内海全体に不漁と報道されていますが気になりますね。

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