【パリ】ロワシーバスが運行終了へ、新空港バスは地下鉄14号線サン・ドニ・プレイエルから
2025.12.12
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毎年上がり続けているフランスの物価ですが、パリを中心とした地下鉄やバスなど公共交通機関の運賃も、2026年1月から上昇します。その値上がり具合と、今年も特別ダイヤが組まれる前日2025年大晦日の運行状況をまとめました。
パリを中心としてバスやRER、バスなどの公共交通機関を運行するイル・ド・フランス・モビリテが、2026年1月1日から適用される新しい運賃を発表しました。
値上がりは幅は、非在住者が使えるナヴィゴ・イージーなどの場合、1区間につき0.5ユーロ、パリ首都圏と空港をつなぐ運賃については1ユーロが上乗せされます。つまり、地下鉄またはRERは2.5ユーロから2.55ユーロに、バスまたはトラムについては2ユーロから2.05ユーロに、空港については13ユーロから14ユーロになります。
今回の値上げについて、イル・ド・フランス・モビリテは公共交通機関の近代化とインフレを理由に挙げています。前者は新型車両の導入、新線の開通、防犯カメラのより広範な設置と警備員の巡回強化として。後者においては、物価上昇における運営コストの増加があり、また2031年まで運賃自体はインフレ率に最大1%を上乗せした額で上がっていく予定です。
2025年12月31日は、例年通り一部地下鉄、RERおよびバスが深夜運行します。地下鉄については、1・2・4。6・9・14号の各線が停車駅を限定して終夜運行します。
また以下の各駅が2025年12月31日は閉鎖、または深夜から再開します。
■14:00から閉鎖
・Charles de Gaulle – Étoile
・Argentine
■16:00から閉鎖
・Kléber
・George V
・Champs-Élysées – Clémenceau
・Concorde
・Tuileries
・Boissière
・Saint-Philippe du Roule
・Iéna
■21:00から閉鎖
・Dupleix
・Passy
■翌0:10から閉鎖
・Ternes
■翌1:00頃から再開
・Charles de Gaulle – Étoile
・Kléber
・George V
・Franklin D. Roosevelt
・Concorde
大晦日に外出を予定している方は、公共交通機関の変更と寒さには十分に注意してお出かけください。