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【東京・芦花公園】成城青果/ミシュラン選出の実力派「塩そば」!

hossie

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東京特派員

更新日
2026年1月21日
公開日
2026年1月21日
成城青果

こんにちは、東京特派員のhossieです。
京王線沿線、とりわけ世田谷区の北側エリアは、近年ラーメン愛好家の間で「聖地」の一つとして数えられるようになりました。以前ご紹介した上北沢の「らぁめん小池」に続き、今回私が訪れたのは、二駅隣の芦花公園に店を構える「成城青果(せいじょうせいか)」です。

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■「青果」の名に込められた歴史とプライド

芦花公園駅から徒歩数分のところに、和モダンな明るい木目の格子戸と、真っ白な暖簾が印象的な店構えが見えてきます。
軒先に下がる「成城青果」と書かれた大きな提灯が、ここが名店であることを静かに物語っています。

一見、八百屋さんのような店名ですが、「成城青果」というお店の名前は、店主の曽祖父が世田谷区成城で営んでいた青果卸店の名前に由来しており、ラーメン店を開業するにあたり、その名前を受け継いだ形です。

■ミシュラン・ビブグルマンが認めた「黄金の輝き」

『成城青果』の実力を語る上で欠かせないのが、世界的な評価です。
2020年6月のオープンから間もなく『ミシュランガイド東京 2022』にてビブグルマン(価格以上の満足感が得られる料理)に初選出されて以来、2024年版まで連続して掲載されました。
店内はカウンターのみの6席と小さいですが、それ故にお客さんへの気配り、目配りが行き届いているという印象を受けました。
客層も幅広く、女性一人でも気兼ねなく入れるモダンな雰囲気が、「地球の歩き方」読者の皆様にも自信を持ってお勧めできるポイントです。

■スープへのこだわり:極限まで削ぎ落とされた「塩」の芸術

今回注文したのは、看板メニューの「塩そば」。これにワンタンと煮卵をトッピングしました。
こちらのスープは、黄金色とも称される透明度高いスープですが、一口含んだ瞬間に、見た目からは想像もできないほどの重厚な旨味が押し寄せます。
ベースとなるのは、厳選された数種類の煮干しや鰹節、鯖節などの魚介出汁。
動物系の素材を極力抑え、魚介の純粋なエッセンスだけを抽出したスープは、まさに「黄金」と呼ぶにふさわしい輝きを放っています。

合わせる麺は、八王子の製麺所「田村商店」のもの。
低加水のストレート細麺が、この繊細なスープをしっかりと持ち上げ、噛むほどに小麦の香りが鼻を抜けていきます。
また、具材のチャーシューやワンタン、メンマに至るまで、スープの邪魔をしない完璧な調和が保たれており、最後の一滴まで飲み干さずにはいられない、完成された芸術品のようです。

■サイドメニューの域を超えた「肉丼」が絶品!

そして、成城青果を訪れるなら絶対に外せないのが、サイドメニューの「肉丼」です。
多くのラーメン店が提供する「チャーシュー丼」を想像していると、良い意味で期待を裏切られます。
提供されるのは、低温調理でじっくりと火を通された、まるでローストビーフのような美しいピンク色の肉。
薄くスライスされた肉がご飯を覆い尽くしています。

店長さんに肉丼の美味しさの秘訣を伺ったところ、最後の仕上げにチャーシューを炙っているとのことでした。
肉の柔らかさと肉本来の甘みに炙りを加えることで、驚くようなクオリティに仕上がっています。
塩そばのスープを合間に挟みながら頂くこの肉丼は、サイドメニューという枠を超え、これを目当てに再訪したくなるほどの主役級の美味しさです。

■おわりに

芦花公園の『成城青果』。 そこには、店主の経歴が育んだ食材への深い洞察と、ラーメンという一杯に懸ける情熱が凝縮されていました。
しかも、これだけのクオリティのラーメンや肉丼を、驚くほどの低価格(塩そばと肉丼のお得セット:1,150円)で提供しています。本当に凄いと思います。

世田谷の閑静な街並みを散策がてら、世界が認めた黄金のスープを味わいに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【データ】

  • 店名: 成城青果
  • 住所: 東京都東京都世田谷区南烏山3-1-12
  • アクセス: 京王線「芦花公園駅」北口より徒歩約1分
  • 主なメニュー: 塩そば、醤油そば、肉丼
  • 参考サイト: https://tokyo-gourmet.info/seijoseika/
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