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長野県の南部に位置し、地図で見ると動物のサイの横顔のような形をした町が駒ケ根です。千畳敷カールやソースかつ丼が有名ですが、世界とつながる場所や山に登らずとも信州の自然を感じられる散策スポット、地元ならではのスーパーがあるのは知っていますか。長野県の南信地域に住んでいるからこそわかる町の暮らしを紹介します。
人それぞれの技術や経験を活かし、開発途上国のために活動するJICA海外協力隊。全国にふたつしかない訓練所のひとつが駒ケ根市にあります。地域との交流も盛んで、小学生の頃に協力隊の方々と交流したのはいい思い出です。また、年に1回開催される地域のお祭り「みなこいワールドフェスタ」にも出展していて、各国の料理が食べられたり、言葉や文化を学べたり、伊那谷から世界を身近に感じられます。
JICAの訓練所は見学ができ、年に数回ある訓練生と地域住民との交流会や、施設訪問プログラムに事前に申請すると施設を見ることができます。一昨年見学した際は、各国の言語が学べる教室がズラリと並び、ピアノが置かれた森のステージや図書館は大学の構内のようでした。
20代からシニアまで、幅広い年代の訓練生が集まるJICA駒ケ根。訪れるだけでも新しい一歩を踏み出す勇気をもらえます。
■JICA駒ケ根
住所:長野県駒ヶ根市赤穂15
電話番号:0265-82-6151
アクセス:中央自動車道「駒ヶ岳スマートインター」「駒ケ根インター」から10分
URL:https://www.jica.go.jp/domestic/komagane/index.html
※通常は一般開放していません。
JICA駒ケ根のすぐ近くに、くらすわの森があります。養命酒製造が2024年秋にオープンした施設です。レストランやカフェ、季節ごとの花や植物を楽しめる散策路が整備されています。ベーカリーは東京にも出店しているので「くらすわ」という名前にピンとくる方もいるかもしれません。
毎月、森を楽しむ講座やクラフト体験などイベントも開催しています。私も以前、クラフトコーラを作るイベントに参加しましたが、養命酒製造ならではのスパイスを使ったコーラは香りもよく、とてもおいしかったです。
施設のなかで印象に残っているのは、森のライブラリー。2階建ての建物は、森にひっそりとある秘密基地のようでワクワクします。9つのコンセプトで選んだ約1000冊の本は、小さな子供から大人まで楽しめ、思わぬ本との出合いに時間を忘れて読みふけってしまいます。
レストランでおいしい食事をして、森のなかを散策したあとに、森のライブラリーでゆったりとした静かな時間を過ごすのはいかがでしょうか。
■くらすわの森
住所:長野県駒ヶ根市赤穂16410
電話番号:0265-95-3995 (代表)、0265-95-3042(レストラン予約専用)
アクセス:中央自動車道「駒ヶ岳スマートインター」から5分、中央自動車道「駒ヶ根インター」から15分
営業時間:9時30分~17時00分(水曜 定休日)、3月~11月は9:30-18:00 ※店舗により営業時間が異なります。詳しくは公式HPをご確認ください。
URL:https://www.clasuwa.jp/clasuwanomori/
駒ケ根を歩いたあとは、地元民御用達のスーパー「ツルヤ」に立ち寄ってみてください。ツルヤは長野県と群馬県を中心に展開するローカルスーパーで、特にオリジナルの開発商品と鮮魚が充実しています。休日や大型連休になると県外のナンバーやキャンピングカーが停まり、駐車場はいっぱいになります。近くにキャンプ場があるため、夏はBBQ食材の買い出しにも便利です。
数ある商品のなかでも、ぜひ試してほしいのが、信州産りんごを使った果汁100%のりんごジュースシリーズ。シナノスイートやふじといった品種ごとの味わいが楽しめ、子どもから大人まで飲みやすい一本です。
そのほかにも、信州産の果物を使ったジャムやワイン、地ビールなども取り扱っているため、ローカルスーパーらしいその土地の商品が楽しめます。
駒ヶ根にある赤穂店は、晴れていれば駐車場から中央アルプスと南アルプスの両方を一望できる、山がきれいに見えるお気に入りの場所です。
■ツルヤ赤穂店
住所:長野県駒ヶ根市赤穂10271-1
電話番号:0265-98-6711
アクセス:中央自動車道「駒ヶ岳スマートインター」「駒ケ根インター」から10分
営業時間:9時30分~20時00分(不定休) ※定休日については公式HPをご確認ください。
URL:https://www.tsuruya-corp.co.jp/store/akaho/