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【奈良】日本最古のケーブルカーで行く生駒山のおすすめスポット3選

Rumi

Rumi

奈良特派員

更新日
2026年2月12日
公開日
2026年2月12日

大阪と奈良の県境に連なる生駒山。実はここに、日本で初めて造られたケーブルカーが走っているのをご存じでしょうか。山上へ向かうわずかな乗車時間で、一気に山の空気へ。今回は、日本最古のケーブルカーを起点に巡る、生駒山のおすすめスポットを3つご紹介します。

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生駒山へ続く、100年の坂道列車

国内最古のケーブルカー(右)も、「ミケ」「ブル」運休時に現役で走行中

生駒山へ向かう移動手段として欠かせないのが、生駒ケーブルです。この路線は1918年に開業した日本初のケーブルカーとして100年以上前から営業を続けています。

麓の鳥居前駅から宝山寺駅を経て、生駒山上駅までを結ぶ路線で、今も日常の足として地元の方や観光客に親しまれています。山を上っていくわずか数分のあいだに、町の気配が少しずつ遠のき、空気が変わっていくのを感じられます。

単線の路線を走るため、途中で向かいの車両とすれ違うのも特徴のひとつ。猫型の「ミケ」と犬型の「ブル」と名付けられた車両が、山の途中で顔を合わせます。窓越しに手を振り合う微笑ましい光景もこのケーブルカーでの日常です。100年以上走り続けてきたという歴史を感じながら、山へ向かう時間を味わえるのも、この路線ならではです。

■生駒ケーブル
住所:奈良県生駒市門前町10-1
電話番号:0743-74-2121
アクセス:近鉄生駒駅下車徒歩すぐ
URL:https://www.kintetsu.co.jp/senden/ikoma_cable/

  • 日本で唯一、自動車が通れるケーブルカーの踏切

山の中腹にひらける、宝山寺という時間

参道
  • 奥の院へ続く道

宝山寺駅でケーブルカーを降りると、生駒山の中腹に広がる境内へとつながります。ここは観光地としてだけでなく、地元の人も訪れる場所で、神社とお寺の信仰が一体となった、国内でもめずらしい寺院。
本堂からさらに続く、奥の院の石段の両脇にはお地蔵さまが並び、背の高い木々が空へとまっすぐ伸びています。視線を上げると、木立の間からやわらかな光が差し込み、石段全体を包み込むような静けさです。

歩くにつれて、観光地らしさは薄れ、山のなかの落ち着いた空気がより際立っていきます。奥の院へ向かう道は人が少なく、静かに参拝できる、筆者のお気に入りスポット。参拝するなら、朝の時間帯がおすすめです。

  • 2個400円
  • 4代目店主が、この場所に100年以上鎮座している茶壷から、ほうじ茶を入れてくれる

歩き疲れたら、境内にある江戸時代末期から続く老舗の草餅屋に足を運んでみましょう。
草餅、桜餅、栗餡、豆大福から自由に組み合わせることができ疲れた体に優しい甘さが染み渡ります。売り切れていることもあるため、早めの時間に訪れるのがおすすめです。

空に近い、レトロな山上遊園地

生駒ケーブルの終点、生駒山上駅にあるのが、レトロさが魅力の生駒山上遊園地です。

なかでもひときわ存在感を放っているのが園内中央に立つ飛行塔。1929年の遊園地の開園とともに設置されたアトラクションで、現存する大型遊具としては国内最古級なんです。開園当時の姿を今も残す遊具が多く、昔ながらの遊園地らしいつくりが印象的です。

いちばん心に残るのが、空に近い位置まで上がる乗り物からの景色です。視界がふっとひらけた瞬間、山上ならではの、思わず声を上げたくなる景色が広がります。ここからの大阪平野を一望できる夜景は「COOL JAPAN AWARD 2019」にも選ばれています。夜間の特別開放やライトアップが行われることもあり、さまざまな表情を楽しめるので、おすすめです。

この遊園地は入園料が無料なので、景色を楽しむだけでも気軽に立ち寄れます。例年12月から翌年3月上旬までは冬季休園となるため、事前に公式サイトで確認しておくと安心です。

■生駒山上遊園地
住所:奈良県生駒市菜畑2312-1
電話番号:0743-73-2121
アクセス:近鉄生駒ケーブル生駒山上駅下車すぐ
営業時間:詳細は公式HPにてご確認ください
URL:https://www.ikomasanjou.com/

歴史あるケーブルカーに乗り、山中の寺院や景色を楽しめる生駒山は、大阪・奈良から好アクセスで、半日でも旅気分を味わえる立ち寄りスポットです。

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