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【名古屋】東京と名古屋をつなぐ高速バス、安く移動できて景色&SAも楽しい

守隨 亨延

守隨 亨延

フランス特派員

更新日
2026年2月12日
公開日
2026年2月12日
©︎Yukinobu Shuzui

東京と名古屋をつなぐ定番交通手段は新幹線ですが、時間がある場合は高速バスが楽しくて割安です。いくつかの会社がこの東名間でバスを走らせていますが、今回はその一つ、JR東海バスとJRバス関東の高速バスを使って、東京と名古屋を往復してみました。

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旅を盛り上げてくれるバス移動

©︎Yukinobu Shuzui 八重洲口のバスターミナル

移動スピードという点では高速バスは新幹線に負けてしまいますが、スピードで劣るがゆえに目に映り込んでくる町の細かな景色という点では、高速バスにはより楽しさがあります。私にとっての高速バスの利点は、「新幹線よりも割安な料金」「休憩時のサービスエリア見物」です。特にトイレ休憩で降車できるサービスエリアは、たとえそれがビジネスの移動だとしても、旅情をかき立てられて楽しいです。

また新幹線だと、東京から名古屋へ行く場合は、名古屋駅が乗降地点になりますが、高速バスは名古屋市内の各所で停車しながら名古屋駅までを結ぶ路線もあります。目的地や自宅が停留所の近くだと便利です。

海外旅行だと、高速バスは鉄道と共に都市間の移動手段として比べることが多い一方で、日本だとどうしても新幹線一択に終わってしまいがちのため(それだけ新幹線または鉄道が便利だということですが)、その良さを再確認するために名古屋と東京を高速バスで往復してみました。

結論から言うと、時期によってはリピートしたいと思いました。

サービスエリア見物が楽しい

©︎Yukinobu Shuzui 足柄サービスエリアから見える富士山

今回、私が利用したのはJR東海バスとJRバス関東。両者は東京と名古屋を結ぶ便を共同運行しています。往路を4列シート、復路は3列独立シートのバスを使いました。いずれも平日の昼行便。東京駅八重洲口と名古屋駅太閤口を約5〜6時間で結ぶ最も速い(途中に止まる停留所が少ない)便を選びました。

現在(2026年2月時点)、東京と名古屋を結ぶ昼行便は、主に新東名高速道路を通り、途中に足柄サービスエリアと遠州森町パーキングエリアの2カ所でトイレ休憩をします。名古屋に近づくと、新東名から名古屋高速3号線に乗り換え、南から名古屋駅へ北上します。東京からだと、主に右手に富士山が見えます。

足柄サービスエリア、遠州森町パーキングエリアはいずれも建物やトイレは新しく綺麗です。飲食や土産物エリアも充実しています。足柄サービスエリアでは20分の休憩、遠州森町パーキングエリアでは15分の休憩時間でした。急いで食べることになりますが、サービスエリア内で飲食もメニューによっては可能です。

私が乗車した便の車内の混み具合は、7割くらいが埋まる状態。訪日外国人旅行者も散見できました。往路の4列シートの便では、私の隣の席は空いていましたので、これも快適さを感じた理由の一つだと思います。

料金は、新幹線(通常期のぞみ指定席利用片道)の11,100円に対して、各JRの高速バス(普通片道)は5,800円です。購入時期次第では割引運賃もあります(2026年2月時点)。

高速バスの満足度を最大限にする方法

©︎Yukinobu Shuzui バスの車窓から見えた富士山

前項で少し触れましたが、高速バスの快適度が大きくなるのは、やはり閑散期です。昼行便は4列シートのバスが使われることが多いです。その場合、隣の席に誰かが乗っていると、少し窮屈さは感じるはずです。

サービスエリアとその地方の特産品の事前調査も、バスの移動を盛り上げてくれます。私が乗車した時は遠州森町パーキングエリア(上り)の「しぞーか(静岡)おでん」が人気でした。サービスエリアで買ったものを食べながら、富士山を車窓に見ながらの移動は良いものです。その点では、晴れているとバス旅がなお素敵なものになります。

時間に余裕はあるけれど、移動費用は節約したい場合は、ぜひ高速バスも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

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