キーワードで検索
私が住むベトナム・ハノイでは、以前よりもリーズナブルに日本食を楽しめるお店が増えました。しかし、一時帰国をすると食べ慣れた味や日本でしか食べられないものには、目がなくなってしまう人は大勢いて、私も含め、日本から戻ってくると数キロ増量していることも。今回は一時帰国の際に訪れた日光で、海外在住者目線で美味しいと思ったものを紹介したいと思います。
東武日光駅から日光街道を日光東照宮方面に向かって歩くこと約15分。何やら多くの人で賑わっています。ちょうどランチタイム。mekke日光郷土センターの駐車場には、おにぎり、ピザなどの屋台が並んでいます。
その中で私が気になったのが、水を一滴も使わずに育てたという“極上しいたけ”のあいされしいたけさんのお店。店員さんに普通のしいたけと何が違うのか、聞いてみたところ、手のひらが隠れてしまうほどの巨大しいたけを出して見せてくれました。
通常、しいたけは水をやって育てるそうですが、こちらの椎茸は、水なしで育て、手のひらサイズの大きさになるまで120日もかかるとのこと。じっくり育てるため、旨みを多く含んでおり、椎茸嫌いの人でも食べられるそうです。通常、スーパーで見るきのこは傘が開いてしまい、傘の裏の菌糸が切れたものが多く売られていますが、こちらのしいたけには、びっしり菌糸が残っています。ここまで聞いたら、是非食べてみたい!素材の味を十分に味えるよう、シンプルな“極上まるごとしいたけ焼き”の塩を注文。焼き上がった後でも傘は5cm以上のビックサイズ!味付けは塩だけですが、甘くて肉厚ジューシーなしいたけは、食べ応えがありました。
駐車場だけでなく、日光郷土センターの建物内でも出店があるというので、中も覗いてみることに。
甘いいい香りに誘われ、次に足を止めたのは、0から農業さんが育てた地元日光で育ったいちご。ゼロから農業を始めた青年2人が作ったいちごは、まだ12時だというのに、残りあと3箱。栃木といったら、これも買うしかありませんよね。早速1箱購入し、その場で食べます。品種は「とちあいか」。今、栃木県イチオシの品種だそうです。私が住んでいるハノイでもいちごは売っていますが、路地ものが多く、ベトナム人の子どもにいちごのイメージを聞くと、「酸っぱい」という答えが返ってきます。日本の品種のいちごも手に入るようになっていますが、まだまだ高価。日本の甘いいちごを食べると、素直に美味しいなぁ、と感じます。
海外に住んでいると恋しくなるのが、日本の味。ご飯のお供として、小野糀さんの柚子味噌や日光あおぞら農園さんの数種類のカラフル大根をミックスした切り干し大根を購入。また着物のリメイクを得意とする花日和さんでは素敵な日本らしい色とデザインのスカーフやアクセサリーをお手頃な価格で購入でき、良いお土産になりました。
今回が訪れたのは、2/23(祝)。マルシェは年に数回、不定期に開催されているとのことでした。
連休など観光客が多い時期に開催することが多いとのことでしたが、開催日等の詳細は、日光ファーマーズマルシェのInstagramで配信しているとのことでした。タイミングが合えば、是非覗いてほしいイベントです。
日光ファーマーズマルシェ
(mekke日光郷土センター内)
住所 栃木県日光市御幸町591
アクセス 東武日光線 東武日光駅から徒歩15分
*不定期開催(年に数回)
開催日等については、下記Instagramに案内されるそうです。
https://www.instagram.com/nikko_farmers_marche/
mekke日光郷土センター
営業時間 9:00〜17:00(mekke日光郷土センター内)
定休日 なし
*観光案内所。
日光彫体験・鹿皮クラフト体験などのワークショップなども行っています。
ウェブサイト https://www.nikko-kankou.org/spot/1477
mekke日光郷土センター付近には、飲食店、お土産物屋などが立ち並んでおり、旅行初日や最終日など、ちょっと立ち寄るには良い場所だと思いました。実際に立ち寄って、良かったと思ったお店を2軒ご紹介します。
日光焼きそばグランプリV3ののぼり旗が目印の焼きそば専門店。
人気の生麺坦々焼きそばと、蒸し麺塩焼きそばを注文しました。生麺を使った焼きそばは初めてでしたが、普段食べている焼きそば麺とはまるで別物。つけ麺のような少し太めのもちもち食感が特徴で、坦々のタレがよく絡みます。具のチャーシューは、トロトロでジューシー、絶品です。基本の1辛で注文しましたが、後からくる少し汗をかくくらいの辛さでした。辛いものがお好きな方には、2辛、3辛を選ぶことができます。
塩焼きそばは、キャベツともやし中心でシンプルな味付けですが、豚の背脂がコクを出していて美味しかったです。
サイドメニューの日光名物の湯葉を使った“ゆばの唐揚げ”は、オリジナルソースでいただきます。外はカリカリ、中がふわっとした食感で、これが意外と美味しい。2人で3個/皿を注文しましたが、最後1個は取り合いになったほど。是非、お試し下さい。
焼きそば専門店 焼麺 晃のや
住所 栃木県日光市御幸町588
アクセス 東武日光線 東武日光駅から徒歩15分
営業時間 11:00〜18:00 *麺がなくなり次第、終了
定休日 不定休
ウェブサイト https://akinoya.gorp.jp/
看板の創業天明7年の文字が光る羊羹屋さん。本店は別の場所にありますが、観光途中で訪れる場合は、駅近のお店の方が便利かもしれません。こちらの店舗ではイートインが可能です。せっかくですので、お店自慢の羊羹とドリンクのセットを頼みましょう。羊羹・和菓子は3種類、飲み物は、抹茶、煎茶、コーヒーから選べます。今回私は、抹茶と一口塩羊羹セットを注文。
抹茶の世界的なブームはベトナムも例外ではなく、私の住んでいるハノイでも抹茶ドリンクを提供するお店はどこも大人気です。最近、観光の中心、旧市街に日本のMATCH TOKYOが出店しました。ただし、抹茶に合った和菓子やそれに変わるお茶菓子を提供するお店はほとんどなく、抹茶と抹茶ケーキと、どうしても抹茶尽くしになってしまいます。また羊羹やあんこはその見た目から、ベトナムや中華圏の人たちには人気がないようです。
抹茶と羊羹の組み合わせは、日本でしか味わうことができないのでは?と思うと、よりおいしく感じます。塩羊羹はほんのりしょっぱく、なおかつ一口サイズなので、もっと食べたいと思わせてくれる絶妙感。最終日にもう1度立ち寄りたいと思ったお店でしたが、残念ながら定休日のため、叶わずでした。
日光羊羹 綿半 大通り店
住所 栃木県日光市下鉢石町799
アクセス 東武日光線 東武日光駅から徒歩15分
営業時間 9:00〜17:00
定休日 水曜日
ウェブサイト https://www.nikko-watahan.jp/
海外在住者が美味しいと感じた旅先グルメ、いかがでしたでしょうか。
ノープランで訪れた日光でしたが、思いがけない出会いは、自由気ままな旅の良いところ。そして日本は何を食べても美味しい!日本はもうすぐ春を迎えます。皆さんも是非、素敵な日本の景色と味を求めてお出かけしてみて下さい。