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奈良公園についで2番目に大きい公園が、奈良の南西部にある馬見(うまみ)丘陵公園。国内でも有数の古墳が集中するエリアに位置しています。
馬見丘陵公園の南エリアにある「春まちの丘」の河津桜が、ちょうど見頃を迎えています。
桜以外にも、この公園では四季折々の花が楽しめます。そんな馬見丘陵公園の魅力をご紹介します。
馬見丘陵公園は、馬見古墳群と豊かな自然が残された場所にある、面積56万㎡という広大な公園です。南北に長く延び、緑道、北エリア、中央エリア、南エリアの4つのエリアから構成されています。
この公園の魅力は、四季折々に咲くさまざまな花がを一度に楽しめること。春には桜やチューリップ、初夏にはバラや花しょうぶ、夏にはひまわり、秋にはコスモスやコキアなど、1年を通じて色とりどりの花が楽しめます。
園内には古墳も点在しています。季節の花を楽しみながら、点在する古墳を訪れて歴史ロマンを感じたり、楽しみ方は十人十色です。
近鉄田原本線池部駅で下車した後、公園の緑道まで徒歩2分。さらに15分ほど歩くと北エリアに到着。ここには大型遊具や芝生広場があります。
このあたりの一番の見どころは、北駐車場から正面の馬見花苑の上にある集いの丘にある桜。3月末から4月初めに訪れると、開花時期が合えば、ソメイヨシノなどの桜とチューリップの共演が楽しめます。
花を楽しみながらそのまま道なりに行くと、中央エリアに到着します。ここにあるナガレ山古墳に立ち寄ってみました。墳丘長105m、後円部直径64m、前方部幅70m、後円部高8.5m、前方部高6.2mの前方後円墳。復元された円筒埴輪や形象埴輪がたくさん置かれています。
上に登ってみると奈良盆地を一望でき、この古墳が前方後円墳であることがよく分かります。
中央エリアの「カリヨンの丘」の西隣にある梅林の梅が、まだきれいに咲いていました。白梅、紅梅、しだれ梅など約10種類、約150本の梅の木が植えられています。カリヨンの丘にあるベンチに座って梅林を眺める人がたくさんいました。
緑道からこの梅林まで、途中あちこち立ち寄ったり写真を撮ったりしながらゆっくり歩いて、所要時間は約2時間でした。
さらに道なりに行き、高架を渡ると、突然ピンク色の並木道が視界に入ってきます。河津桜が咲き誇る「春まちの丘」に到着です。
河津桜は、本州でいち早く春を知らせる早咲きの桜として知られています。ほかの桜より開花期間が長いのが特徴。ソメイヨシノよりも濃いピンク色で、枝いっぱいに花を咲かせます。
河津桜は横に広がるように枝が伸びやすいので、手が届きそうな高さで咲くのもこの桜ならでは。枝が目線の高さまで広がり、花を間近で楽しめます。
今年の冬は例年に比べて気温が高かったため、やや早い開花でした。暖かな小春日和の日もあったため、満開に近い木もありましたが、場所によってはまだつぼみも。もうしばらくこの景色を楽しめそうです。
車の場合、河津桜の並木道に一番近いのは南駐車場。週末や休日は早い朝の時間から満車になることもあるので、早い時間の来園がおすすめです。(3月の駐車場の利用時間は、8:00~18:00まで)
園内には花が点在しているので、お花見スポットに困ることはありません。これから暖かくなるにつれて、園内ではさまざまな花が次々と咲き、春の景色が広がっていきます。お弁当を持って、春の散策に出かけてみてはいかがでしょうか。
■馬見丘陵公園
住所:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202
TEL:0745-56-3851(中和公園事務所)
アクセス:近鉄田原本線「池部」駅下車、緑道入口まで徒歩2分、近鉄大阪線「五位堂」駅より奈良交通バス「馬見丘陵公園」下車
開館時間:24時間(ただし公園館は9:00~17:00、最終入園は16:30)※施設により異なる
定休日:年中無休(公園館のみ毎週月曜日、祝日の場合は翌平日)
入園料:無料