パリ・リヨン駅で始まった駅弁販売! 現地はこんな感じ

3月1日からパリ・リヨン駅で駅弁販売が始まりました。発売初日には日本のマスコミが多く訪れ、フランスで駅弁が発売されたことへの、日本人の関心の高さがうかがえました。
今回の企画は、日本でも駅弁を作っているJR東日本のグループ会社「日本レストランエンタプライズ」によって行われています。パリでどのように日本の駅弁が再現されたのでしょうか?

リヨン駅の一角に現れた駅弁の売店。フランスの駅にある駅弁屋はすごく違和感がありますが、最初はこんなもの。この違和感が無くなった時こそ、駅弁がフランス人に受け入れられた時でしょう。店頭には、これまた日本ならではの食品サンプルも並びます。

販売される弁当は「パリ・リヨン弁当(15ユーロ)」「幕内折詰弁当(15ユーロ)」「日本のおもてなし弁当(13ユーロ)」「助六弁当(8ユーロ)」「おにぎり弁当(8ユーロ)」の5種類です。
当然ながら「Ekiben(駅弁)」という言葉は、フランスでは一般的に知られていません。初日に駅弁を購入したフランス人に聞いてみても「駅弁は知らないが、とにかく買ってみた」という人ばかりでした。

今回の駅弁販売は3月1日からの2ヶ月限定。この期間にもし手応えを感じたなら、さらなる展開も考えているそうです。旅の新しい食事の選択肢として、フランスで駅弁が広がっていくのか。起点となる2ヶ月間です。
場所:パリ・リヨン駅ホール2
日程:3月1日?4月30日
時間:8?19時30分

筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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