真如堂の秋景色。
日曜の京都は、朝から雨降りでした。
午後になり、雨が止みそうですから、左京区の真如堂へ。
参道には、白い小菊が咲いていました。
この日は茶会が開かれていたのでしょうか。
美しい着物姿を見かけました。
もみじ美しい真如堂。
木々の色付きを目で追いかけます。
まだ青もみじが多いですが、陽の当たる所の楓は、
紅葉が始まっています。
これから日一日と、色付いて来ますね。
境内を巡っていたら、雨は上がり、青空が出て来ました。
太陽の光を受けて輝く色とりどりのもみじ。
「もみぢ」の語源は「色を揉(も)み出づる」ことの意味で、
本来は特定の木の紅葉を指すものではないそうです。
木々の紅葉は黄色から赤、紅へと変わって行きますが、
紅葉の中では楓が最も美しく色付くことから、いつしか楓をもみじと
呼ぶようになったと言われています。
もみじの中に三重塔が見えました。
美しいもみじの色。
日本の色辞典から、もみじの色を探すと・・・
茜色 紅絹色 赤香色 柳色 裏葉色 萌黄色
鶸色 苗色 苔色 鬱金色 山吹色 柑子色 菜の花色 ・・など
様々な色名が浮かんで来ます。
十一月始めの真如堂。
秋は、木々の彩りと共に静かに進んでいます。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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