伏見・十石舟とあじさい景色。
伏見を流れる濠川水路では紫陽花が
見頃を迎えています。
水路は春には桜。
今は紫陽花。
伏見の歴史は、豊臣秀吉から始まり
水路は、伏見城の築城資材を運ぶため造られました。
かつて伏見は「伏水(ふしみ)」と記され、
豊かな地下水に恵まれ、酒作りの町としても栄えて来ました。
紫陽花の向こうに見えるのは、月桂冠の酒蔵。
江戸時代の水路沿いには、廻船問屋や宿屋や酒造が並び、
多くの小舟が往来していたそうです。
坂本龍馬さんで有名な寺田屋さんも、すぐ近くです。
水路を運行している十石舟。
十石舟は伏見の町並みや、季節の花を眺めながら運航しています。(大人1,200円・小人600円)
十石舟の提灯も伏見酒の銘柄。
伏見のお酒は、灘の男酒と比べて、柔らかな女酒と言われますが、
十石舟とあじさいの景色を思いながら、今夜一献傾けたくなりました。
《伏見濠川》
○所 京都市伏見区南浜町
○アクセス 京阪電車「中書島」下車5分。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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