空海の言葉が心に響く「神護寺の紅葉」。
高雄の神護寺では紅葉ライトアップが始まっています。
神護寺の紅葉は、京都の紅葉処でも一番早く紅葉する所。
高雄の紅葉と言いますと、応仁の乱(1467年~1477年)の時、
将軍・足利義政は、乱が最中の時でも高雄へ
紅葉狩りに訪れたと言われる紅葉処。
山門に続く石段は、登りながら来た事を後悔するような
長い急斜面の石段が続きます。
神護寺と言いますと、平安仏教の高僧、最澄・空海を
世に送り出した寺院。
2004年「そうだ京都、行こう」では、初夏の神護寺が紹介されていました。
ポスターの言葉は・・・・
「真夏でもひんやりする清滝川から参道へ向かいます。青葉のトンネルの中、
石段を一歩一歩上がり、天に近づく事で俗念俗塵をおとすと言われます。
約六万坪。さすがは平安仏教の巨峰、最澄、空海を世に送り出した舞台は広大です。
最先端の仏教を学び唐から戻った二人は、ここで初めて出会い、真言宗の基礎を
根付かせます。「教学は頭で理解するのではない。体で体得するのだ。」
天才、空海の言葉が心に響く山寺。 京都駅からJRバスで山城高雄下車。徒歩20分。」
・・・・・・・・と綴られていました。
秋の日は、つるべ落とし。
高雄の山々も夕暮れから夜景。
金堂に続く石段の、鮮やかな紅葉に見入ってしまいました。
夜空を見上げると三日月。
千二百年以上も前の秋、最澄さんや空海さんも、ここから見える
紅葉や月を見ておられたのでしょうか。
《神護寺日中参拝》
○所 京都市右京区梅ケ畑高雄町5
○時間 9:00~16:00 (閉門17:00)
○アクセス 京都駅からJRバス「山城高雄」下車(徒歩約20分)
四条烏丸から京都市営バス8号系統「高雄」下車(徒歩約20分)
○拝観料 600円
○駐車場 千円
《神護寺夜間参拝》
2016年 11月5日(土)~2016年11月20日(日)
○時間 午後5時~7時まで(参道は午後8時まで)
○夜間特別拝観入山料 800円
○駐車場 千円
※2004年「そうだ京都、行こう」の言葉お借りしています。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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