パリの新顔キューブ型チョコレート「CHOCO²」

チョコレートの形といえば丸か四角が多いですが、とにかく四角に、こだわったショコラトリーがあります。店の名前は「ショコ・オ・キャレ(CHOCO²)」。場所は地下鉄4号線ムートン・デュヴェルネ駅からすぐ。地下観光スポットとして人気が高い、カタコンブの入口があるダンフェール・ロシュロー駅からも徒歩圏内です。

同店のショコラティエ、ジャン・ピーエル・ロドリゲス氏は、仏料理学校グレゴワール・フェランディで学んだ後、ピエール・エルメ、フォション、パトリック・ロジェといった有名店で修行を積みます。そしてエクレール・ドゥ・ジェニを開いたクリストフ・アダン氏の傍らで生産責任者を務め、今回自分の店をオープンしました。

とにかくこの店のチョコレートは、ほぼすべて四角、四角、四角! さすがにマカロンは丸いですが、復活祭向けに展示してあるニワトリやヒヨコなども、すべて四角です。一方でチョコレートそのものは、角ばった外観に反して柔らかな感じ。もちろんチョコレートなので、物理的な歯ごたえはある程度硬いですが、感覚的にはビスケットのようにさくっとさくっと、気持ちよく口の中で入っていきます。チョコレートのデザインは、どこかしらエクレール・ドゥ・ジェニの空気感も含んでいます。

2017年2月に1号店を開いたばかりの、まだまだ新しいショコラトリー。今後パリの新しい顔になるかもしれないロドリゲス氏のチョコレートを試してみてください。
【データ】
住所:5 Rue Mouton-Duvernet 75014 Paris
営業時間:10時30分〜13時、14時30分〜19時30分(土曜は10時〜19時30分、日曜は10〜13時)
定休日:月曜
最寄り駅:地下鉄4号線Mouton-Duvernet

筆者
フランス特派員
守隨 亨延
パリ在住ジャーナリスト(フランス外務省発行記者証所持)。渡航経験は欧州を中心に約60カ国800都市です。
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