彩りの時を迎えた「真如堂」。
左京区紅葉の名所、「真如堂」。
正式な名前は真正極楽寺。
紅葉の中に、三重塔が見えました。
真如堂は、平安初期に円仁が霊木で彫った天下三如来のひとつ阿弥陀如来を
本尊として堂宇を建てたのがはじまり。
境内には三重塔、書院、元三大師堂、鐘楼などの伽藍が並び
山門から本堂まで、ゆるやかに延びる参道の両側からは、赤く色づいた楓が枝垂れています。
真如堂へのアクセスは、市バス錦林車庫からも近くて、
錦林車庫バス停から、徒歩10分位の距離です。
南禅寺から徒歩の場合、15分位。
錦林車庫の、「錦林」と言う名の由来ですが、この辺りは
かつて深い森と小山の一帯でした。
秋の紅葉の頃は、錦の織物のように美しい所から、
錦林と呼ばれるようになったと伝わっています。
境内に広がる景色は、もみじや楓と共に、桜や銀杏や常緑樹の
紅葉した風景が圧巻です。
赤と緑の、もみじ。
その奥に、銀杏。
それぞれが重なり合い、とても美しい色合いです。
真如堂の四季は・・・・
冬は白い雪の日があり、春には桜。
桜の後は、青もみじ。
梅雨は紫陽花。
夏から秋は、萩。
そして今、紅葉の時を迎えています。
参道裏から見上げた紅葉景色。
青もみじの上に、赤もみじ。
そして、その奥に黄金色の銀杏。
見頃を迎えた真如堂の紅葉風景でした。
《真 如 堂》(真正極楽寺)
〇所 京都市左京区浄土寺真如町82
〇アクセス バス停・錦林車庫前から徒歩10分位
南禅寺から徒歩約15分位(1.3km)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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