「夏も近づく八十八夜~~♪」今年の八十八夜は5月2日
《宇治茶の産地・和束町》
「夏も近づく八十八夜~野にも山にも若葉が茂る~~♪」
この歌の題名は何?と聞かれれて・・・・・暫く出てきませんでしたが・・・
出てきました。(^^)タイトルは「茶摘(ちゃつみ)」ですね。
京都市内から車で一時間半、宇治の平等院から天瀬ダムを通り
山道を抜けると宇治茶の郷、和束(わづか)です。
和束はブランド茶「宇治茶」の生産地。
町の中に和束川が流れ、周りは山に囲まれています。
《茶源郷》
美味しいお茶が育つ条件は、朝晩の気温差があり 空気と水が綺麗な事。
和束町は美しい日本の原風景として「茶源郷」と例えられています。
茶畑に見える、黒い網がありますが、これは、太陽の光を茶葉に当らないようにする事で
葉の緑色が濃くなるそうです。
また、茶畑の風車は、茶葉に霜がつかないようにする「防霜ファン」。
風車は、地面に近い所の冷たい空気層と上の暖かい空気層を混ぜる為に設けられています。
《今年の八十八夜は5月2日》
今年の八十八夜は5月2日になりますが、
実際には、新茶の茶摘みの時期は産地やその年の気候で異なるそうです。
茶葉は冬の間に養分を蓄え、春になると少しずつ芽を出します。
そして、早く芽吹いた茶葉を収穫して作ったお茶を「新茶・一番茶」といい、栄養価も高いといわれています。
宇治茶の郷、和束。
五月の光と風の中、すくすくとお茶の葉が育っています。
《和束町へのアクセス》
〇 京都から電車 みやこ路快速→木津(乗り換え)→大和路快速→加茂
〇 京都から車 R24→山城→R163→加茂(約90分)
〇 大阪から 阪奈道→加茂(約80分)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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