ドングリを食べた豚ベジョータ(Bellota)スペイン料理
最近スペイン料理のレストランがオープンが相次いでる(気がする) そしてブランナン通り(Brannan ST)には新しいアパートができたのでお店が次々できてるその中の一軒スペイン料理があった。
先月のレストランウィークにも協賛していた 『ベジョータ(Bellota)』 だ。
ブランナン通りの入り口からすぐ見えるのは広く清潔なオープンキッチン、その前に鎮座しているが "ハモン・イベリコ・デ・ベジョータ(Jamon Iberico de Bellota)" 店の名前にもなっているベジョータは、今じゃスーパーでも売っているイベリコ豚の種類でイベリア半島に起源を持つ黒っぽい豚だ。
しかし "イベリコ豚のハム(Jamon Iberico)"と謳えるのは、100%イベリコ種、或いは50%以上イベリコ種でスペイン政府が認証した物以外は名乗れない。 またイベリコ豚はドングリ(Bellota)を食べて育つので肉が美味いと言われてるけど、実際にドングリが好きなイベリコ豚はあまりいなくてドングリを食べるイベリコ豚って実は変わり者豚。 放牧されて育てられてるストレスフリーのも大事な条件らしいが実際はそうもいかない環境下で育つブーちゃんもいる。 何を食べてるか何処で育ってるかでランク分けされている。
もしそのブーちゃんが将来"ベジョータ"と正々堂々と名乗りたかったら、純潔の両親の元ブーブー言いながらも歩き回りドングリたらふく食べ続ける事14ヶ月過ぎたら、稀なる超優等生ハモン・イベリコ・デ・ベジョータとなって我々の胃袋に入る。
ブーちゃんの話に入り込んでしまったが、レストランは...
美しく管理されているウォークインワインセラーが、眩くワインラバーを誘うわ。
お腹空き空き我らにはいいアイディア! アーモンド・オリーブ・チーズピンチョス が小皿に入って回ってきた "カートはまるで飲茶" つい頼んじゃった、1個9ドルX3=27ドル
ローストした 『カリフラワー(Coliflor 13ドル)』 黄色&紫のカリフラワーとロマネスコをこんがりミディアムに焼いた感じでホクホク感もあって美味しかった。 クミンがアクセント。
『コロッケ(Croqueta $16)』 は2個だけど、人数分頼むと追加してくれるよ、追加の1個は5ドルだった。
『オムレツ(Tortilla $16)』 スペインオムレツは、お芋さんたっぷりの印象だったけど、一口食べて全員「これは、日本のお好み焼きに近い!」 おぉ〜卵卵してない野菜たっぷりなオムレツもまた美味し。 "スペイン=タコ" とにかくタコ(Pulpo $24)も今や品薄状態なほど人気の食材。 ロースト塩梅はいい塩梅でフレッシュ感がしっかり感じられる。
『ショートリブ(18ドル)』 柔らかくて絶品だった。
スペインのビール(8〜9ドル)を堪能した後は、『サングリア(ピッチャー44ドル/38ドル)』 にしてみた。
『イカスミパエリア(Fldeuaå)$42〜58』 は、2〜4人前でできるのに約40分かかるので最初に頼んどきましょ、"The S.F.Treat"と書いてありライスとパスタのパエリアだった。 2種類のパエリアを選んでも頼めるよ→Dividida$58
美味しくできてたしアイディアは面白かったけど、これは賛否両論分かれたパエリアだった。
デザート 『チョコレート(13ドル)』 濃厚なのに後味さっぱり
『Tarta de Queso(12ドル)』
あれだけハモンだベジョータと言っておきながら、結局頼んでないし、スペインワインを堪能するはずがサングリアだけで盛り上がり完全にタパス&バルになっっちゃったけどスペイン料理は大勢で行った方が楽しい! パエリアがあるので4人は確保していった方がいいね。
看板は出てないけど民泊の "エアービー&ビー(Airbnb)本社" 一階ロビーフロア。
近所に、『肉ステーキハウス』って超高級ステーキ屋さんもオープン、話題の "麹ステーキ" が食べられそうだ!
【Bellota】
住所:888 Brannan ST Sanfrancisco, CA 94103
電話番号:415-430-6580
営業日時:月〜金11:30〜22:00(金〜23:00)土16:00〜23:00
休業日:日曜日
URL:http://bellotasf.com
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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