マレ地区散策! 貴族の館を見学しよう
バスティーユ広場近くのマレ地区は、ブティックが立ち並ぶおしゃれな場所として有名です。
![6E10D195-A83F-4060-8AB8-7D5C4F0FAC04.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/paris3/assets_c/2019/11/6E10D195-A83F-4060-8AB8-7D5C4F0FAC04-thumb-730xauto-482925.jpeg)
歴史的にはフランス革命の大事な場所でもあります。その以前は貴族が住む地区でした。そのため、Hôtel と名のつく館がたくさん残っています。
メトロ7番線Pont Marie ポンマリー駅にあるHôtel de sensもそのひとつ。綺麗に手入れされたかわいいお庭と、建物にはギャラリーと図書館があります。
![56AA257C-8BC7-4365-95A5-95794A086B73.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/paris3/assets_c/2019/11/56AA257C-8BC7-4365-95A5-95794A086B73-thumb-730xauto-482924.jpeg)
1475年にサラザール卿によって建てられました。1555年には、カトリーヌドメディシスによって招かれたノストラダムスが滞在していたこともあります。革命の名残が今も館に見られます。
19世紀に企業によって買い取られたことで手入れがきちんとなされてきました。その後パリ市の所有となり、現在は無料開放されています。
訪れたときには、ギャラリーのなかでパリの食の歴史展が開催されていました。
昔パリにあった畑で使われた機械や、19世紀のレアール市場の様子がありました。
![45A78AA0-C4E4-429A-A918-402C6EFD3A23.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/paris3/45A78AA0-C4E4-429A-A918-402C6EFD3A23.jpeg)
20世紀初頭のレストランのメニューもあります。
![D2623FF5-7661-450B-94A1-B78AF84C2828.jpeg](https://static.arukikata.co.jp/pic-images/tokuhain/paris3/D2623FF5-7661-450B-94A1-B78AF84C2828.jpeg)
ミネストローネやパスタ、子牛の煮込み料理など現在とあまり変わらないようです。
マレ地区を散策しているといつも新しい発見があって楽しいです。芸術家も多く、モダンアートのギャラリーもあります。
面白そうな小道を見つけたら、ちょっと寄り道するのもおすすめ。本には載っていない、素敵な場所を見つけられるかもしれません。
◆詳細情報
Hôtel de Sens オテルドサン
1 Rue du Figuier, 75004 Paris-4E-Arrondissement Rue du Figuier, 75004
※入場無料
火・金・土曜 13時から19時30分
水・木曜 10時から19時30分
日・月曜 休み
![](https://static.arukikata.co.jp/data/profile/11000/10083/20221012_153522_6821884a_w320.jpg)
筆者
フランス特派員
HIROMI
2018年より在仏。フランスにて妊娠、出産を経て現在子育て中。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。