オーストリアでゆったり休暇③ アドモントの町
改めまして、今回1週間の旅行で出かけたのは、オーストリアの田舎。何もないところ。唯一観光都市として注目に値するのが、このアドモント(Admont)。
が、なんと土砂崩れにより、道路が通行止めで、大回りをすることになりました。
さあ、早速町へ行ってみましょう!
アドモントの目玉と言えば、修道院の図書館ですが、チケットを購入すれば、建物内その他全ての施設が見学できます。
まずは、チケットを買います。9月までの開館時間は毎日9:00-17:00ですが、10月以降は10:30-15:30(月、火休館)となります。
まずは、図書館のガイド付きツアーの時間待ちまで、教会を見ておきましょう。
11世紀に建てられたロマネスクの教会が1865年に火災にあい、一部を残して焼けた後、オーストリアで最初のネオゴシックの建築として再建されました。
私は教会大好きです。なんだかこの美しい造りを見ていると、幸せになります。さ、ゆっくり鑑賞した後に気づいた事があります。
そう、この教会を馬鹿にするつもりは一切ないのですが、おまけにこんな写真もどうぞ。
↑ 柱です。そう、ちゃんとした天然石というのでなく、塗り建てられているという証拠が見えています。逆に返してみると、昔の作品ならこうはいかないな、と。ゆっくり時間をかけて造り上げた芸術作品なんだ、と。
そしてこちらも。
素敵なロマネスクのアーチと思いきや、
その周辺の壁、遠くから見て石のゴツゴツ感を出すために、点々と表面に加工がされています。
まだ時間があるのでしたら、博物館を見ましょう。
いくつかある博物館ですが、剥製がたくさん並ぶ博物館、必見。ものすごい数です。
剥製は、世界的にもその分野で著名なインスブルク(オーストリア)出身のペーター・モラス氏。彼は日本でも、いくつもの作品を仕上げています。その中でも16年間にわたり、皇室の専属の剥製師だったようです。
私は剥製というものには一切興味がなかったのですが、本当にびっくりする質。
猫の剥製もありましたが、こんなにしっかりと表現されているんですよ。
剥製のみでなく、猫の内臓なども展示されていました。
2ヶ月もたたない前に我が家の老猫を安楽死させた私としてはちょっと痛い展示でした。
そういえば、長男に指摘されて私も気付いたのですが、展示棚のガラスがすごいんです。写真では表現できなかったのでここでは掲載できませんが、一部古いガラスでした。つまり、厚みにムラがある、そう、歴史的なガラス。
他には隕石とか、石とか、色々。
そして、建物の非常階段(?)からの風景も素敵。
さて、その後、お待ちかねの修道院図書館。世界で最も大きな面積を持つ修道院博物館だそうです。
ここの図書館ですが、事前にホームページでチェックしていれば分かることと言えば分かる事なのですが、
秘密があるんですよ。
一体全体、中二階にどうやって行くのかしら?という部分なんです。
ガイドさんが、見せてくれましたよ。
さあ、いかがでしたか、アドモントの町?
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