【ハワイ島・コナ】壮大で自然がいっぱい、「ここだけは押さえたい」おすすめ観光地4選!
みなさま、ハワイ島(通称:ビッグアイランド)にどのようなイメージがありますか?
ハワイの中でも最も広い面積を誇る島、ハワイ島は、ワイキキのあるオアフ島から飛行機でわずか45分! 今なお活動している「マウナロア火山」や「キラウエア火山」(2022年12月に活動が止まってしまいましたが、1月5日に活動が再開しました。)、世界一宇宙に近いといわれるマウナケア山、おいしいコナコーヒーがとれるコーヒー農園、レストランからマンタやウミガメが見れたりと、ハワイ島はたくさんの魅力にあふれています。今回はそんな自然豊かなハワイ島ならではの、ハワイ島でしか味わえないおすすめのスポットを厳選してみました。初めてハワイ島を訪れる方も、旅の参考にしていただければ嬉しいです。
キラウエア火山国立公園で活火山を見る
ハワイ島といえばやっぱり「火山」です。複数の形成されているハワイ島は、活火山を間近で見える世界でも数少ない場所です。ハワイ島で今なお活動している火山はふたつ。マウナロア山とキラウエア火山です。
ハワイ島東側に位置するキラウエア火山は、マウナロアの噴火が終わるのと同時に一時噴火が止みましたが、2023年1月5日から活動が再開しています。キラウエア火山までは、コナ空港から車で約2時間です。
ハワイ火山国立公園(Hawaii Volcanoes National Park)では実際に火口をいくつかのルックポイントから見ることができます。
そのほかにもハイキングをしたり、ラバチューブ(溶岩が冷え固まってできたトンネル)に入ってみたり、硫黄の煙がでているのを観察したりと国立公園の中だけでも数時間楽しむことができます。また、広大な敷地内では至る所で実際に流れ出ている火口があり、その様子はまるで違う惑星の表面のようです。実際に赤く燃え上がっている火山はものすごい迫力ですよ。(火山国立公園は標高が高く、風も強いため、夏でもジャケット+長ズボンで行くことをおすすめします。)
キラウエア火山国立公園
- 住所
- Hawaii Volcanoes National Park, HI 96718
- 電話番号
- (808) 985-6000
- アクセス
- コナ空港から車で東に約2時間10分、ヒロ空港から車で約50分
- 入場料
- 車1台につき$30
全長134メートル!アカカ滝でプチハイキング
ハワイ島には滝もたくさんあります。四駆の車もしくは長いハイキングをしないと辿りつかない滝も多々ありますが、その中でも比較的簡単に行くことができるのが「アカカ滝」です。
アカカ滝州立公園では、全長約130mの細長い滝が見れます。滝はもちろん滝に向かうまでのハイキングが筆者は大好きです。30分未満のこちらのコースは階段がたくさんあり上り下りが多いですがハイキングが苦手な私でも簡単に歩けるコースでした。そしてなんといっても、トロピカルな植物やお花に囲まれて、マイナスイオンたっぷりで滝の影響でひんやり涼しいハイキングコースはとってもおすすめです。
ハワイ島は溶岩でできている島なので、空港から降り立つとどこもかしこも溶岩ばっかりで乾燥している地域が多いのですが、アカカ滝州立公園は緑豊かでハワイらしい景色を堪能できます。
アカカ滝州立公園
- 住所
- 875 Akaka Falls Rd, Honomu, HI
- 電話番号
- (808) 961-9540
- アクセス
- コナ空港から北に約1時間55分
- 入場料
- $5
- 駐車料金
-
$10
※支払いはクレジットカードのみです。 - 営業時間
- 毎日8:00~17:00
余談・・・
せっかくアカカ滝州立公園まで来たのなら、そこから車で約25分のところにあるレインボー滝(正式名:ワイルク滝)もおすすめです。
こちらはハイキングなしで、車から降りるとすぐに滝が見えます。(レインボー滝の名称は、朝日が昇ると滝つぼに太陽が反射して、滝が虹色に見えるようになることからついた名前だそうです。)
ワイルク滝州立公園(別名:レインボー滝)
- 住所
- 2-198 Rainbow Dr, Hilo, HI 96720
- アクセス
- コナ空港から約1時間30分
絶景がみられる、ポロル渓谷&ワイピオ渓谷
つぎにおすすめするのは、先ほど紹介したアカカ滝に向かいながら、時間に余裕がある人にとくにおすすめする展望台、ポロル渓谷とワイピオ渓谷です。太平洋を一眼できるこのふたつの渓谷はどちらも圧巻の景色です。悩みごとをすべて忘れてしまいそうな、心が洗浄されるような渓谷は地元のみなさんも大好きです。
ポロル渓谷は、展望台から下までハイキングすることができます。少し急な坂もありますが、片道25分ほどで黒い砂浜の黒砂ビーチにたどり着くことがきます。(ビーチは潮の流れが速いので泳ぎには適していません。)
ポロル渓谷の真反対に位置するワイピオ渓谷は、残念ながら展望台の下に降りることはできません。渓谷の自然を守りたいという地元民の訴えを受け、2021年に車・徒歩含めて渓谷の下に降りることは禁止されました。下まで降りることはできませんが、それでも展望台からの景色は圧巻ですよ。
ぜひ、時間に余裕がある方は北のほうに足を延ばしてみてください。
ポロル渓谷展望台
- 住所
- 52-5100 Akoni Pule Hwy, Kapaau, HI
- アクセス
- コナ空港から約1時間15分
ワイピオ渓谷展望台
- 住所
- 48-5561A Waipio Valley Rd, Honokaa, HI
- アクセス
- コナ空港から約1時間20分
マウナケア山でサンセット(もしくはサンライズ)を見て天体観測をする
最後に紹介するのは、ハワイ島が誇る世界で最も宇宙に近いといわれ、実は世界で最も高い山である(海底から測定すると、標高1万,203m)マウナケア山です。こちらは休火山であり、現在は活動していない火山です。マウナケア山頂は天体観測の妨げになる空気中の水蒸気が少なく空気が澄んでおり、一年を通して安定した気候のため世界各国から13もの望遠鏡が設置されています。
マウナケア山の標高は4207.3m。富士山よりも高い山ですが、なんと車で山頂まで行くことができます。山頂まで行くには四駆の車が必須となっており、途中でブレーキがちゃんと効くか、車はしっかり四駆かなどを確認するチェックポイントがあります。(自分たちで山頂まで行くにはレンタカーとの確認が必須です。レンタカー会社によっては、マウナケア山頂まで行くことを禁止しているところもあります。)山頂までは、日本語ツアーもたくさんでているので、ハワイに来る前に事前にツアーを予約することをおすすめします。
自分たちで行きたいけど、山頂まで運転するのは怖い! という方やお金を使いたくない方(私です)には、山頂手前のオニヅカ・ビジターセンターに行くことをおすすめします。ビジターセンターは山頂より少し低い、標高2804mのところにあり、普通車でも自分たちで運転していくことができます。私は小さい乗用車を運転していますが、愛車でも問題なくビジターセンターまで登れます。
とっておきのおすすめはサンセットに合わせるか、朝早く朝日が昇るのに合わせて訪れることです。目の前には沈む(上る)太陽、振り向いたら広がる星空なんて素敵すぎませんか? 筆者も天体観測が大好きですが、マウナケアから見る星空はものすごく綺麗です。ハワイ島はマウナケアの天文台に影響されないように島内にあまり街灯がないので、夜は真っ暗です。そのおかげでとても綺麗な星空が見えます。個人的にどうしてもおすすめしたいのは、月の出ない新月もしくは流星群に合わせることです。筆者も何度か自分で運転してマウナケア山を訪れたことがありますが、何時間も夜空を眺めていられます。ぜひ、訪れてほしいスポットのひとつです。(先述のとおり、マウナケア山は、標高が高く風も強く吹いています。個人で運転していく場合はジャケットを持参ください。ツアーをご利用する場合は、ジャケットの貸し出しを行っているところがほとんどです。)また、冬には山頂に雪が積もっていることもあるので、12月~2月頃にハワイ島に訪れる場合は、ハワイで雪景色も見られるかもしれないです。
注意:先に述べた四駆車を含め、マウナケア山に行く際はいくつかの優位事項があります。標高が高いため年齢制限や、持病持ち、妊娠・授乳中の方や小さいお子様を連れている方などは、事前にしっかり下調べをしてください。
マウナケア・ビジター・センター
- 住所
- Mauna Kea Access Rd, Maunakea, HI
- 電話番号
- (808) 934-4550
- アクセス
- コナ空港から車で約1時間10分
- 入場料
-
なし
(※ツアー参加の場合はツアー料金がございます。) - 営業時間
- 朝9時~夜9時 (山自体は24時間営業)
いかがでしたか? ハワイ島の中でもとくにおすすめするスポットを激選してみましたが、ハワイ島をまだ訪れたことのない人に少しでもハワイ島の魅力が伝われば嬉しいです。ビッグアイランドに旅行の計画を立てる際はぜひ参考にしてみてください。
アロハ
筆者
オーストラリア特派員
Minami
休みの日にビーチに行って、シュノーケルをしたり砂浜で読書することが大好きです。
【記載内容について】
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