
【ドイツ】大人向け、イースターエッグを手作りで
イースター(復活祭)を祝うのに欠かせないものの一つ、イースターエッグ。
20年来毎年50個以上のイースターエッグを作るイースターエッグスペシャリストの私も、まだまだ色々挑戦したいことがあります。(今年は初めてこじんまりと少量生産です。)
昨年は、天然素材で色々な色に仕上げる実験をしましたが、今年は、シンプルな大人のためのイースターエッグを目指します。
今年は鳥インフルエンザの影響で、卵の市場価格が大幅に高騰しているようですが、何も染め粉を買わなくとも、事前に少し準備すればできるものなので、皆さんも試してみませんか?
ちなみに今年のイースターの日曜日は4月9日です。まだまだ間に合いますよ!

- 準備
- 料理するたびに玉ねぎの皮を保管しておいてください。
- 用意するもの
- 生卵(殻の白いものが良い)、お酢、クローバーやパセリなどの葉っぱや花びらなど、玉ねぎの皮、薄地のストッキング(破れた捨てるもので結構です)、輪ゴム、鍋、ボール
- 所要時間の目安
- 1時間程度
もし、事前に玉ねぎの皮を用意していなくて、急遽作りたい場合は、玉ねぎスープを無理やり作って皮を集めるか、ほうれん草など、違う素材で違う色に仕上げることも可能でしょう。他の天然素材については、昨年の ブログ をご覧ください。


さて、1週間ためた玉ねぎの皮と、重曹、お酢を入れて、お鍋にお湯を沸かします。
卵は葉っぱなどを乗せて、ストッキングで包みます。私はパセリを中心に、ヒナギクやチャイブ、オレガノ、タイム、観葉植物の葉っぱなどを使いました。
そこに準備した卵を次々と入れ…。今年は全て白い卵にしました。
あまり事前準備をせず行き当たりばったりだったので、最初はストッキングを結びつけていましたが、結び目が気になって別のサイトを調べてみると糸で縛っていたので、そのように修正。

お湯に色がついた頃、用意した卵を入れておきます。殻にヒビが入らないように私は室温に戻すだけでなく、ぬるま湯につけ、温度に慣らしてからお湯に入れました。
ゆで卵がゆだったら(日持ちするように固茹でにしましょう)、お湯から上げ、乾かしてストッキングと葉っぱ類を取り除きます。その後、一旦冷水につけておくと、皮を剥くときに楽ですね。

今回の反省点としては、やはりストッキングは卵全体を覆うべきでした。覆われたところと剥き出しだったところでは多少の色の違いがあります。もちろんそれを模様の一部と捉えることもできますが。
ご家庭にあるものでできますので、皆さんも試してみませんか?
来年は、いろいろなグラデーションの青または緑のイースターエッグにしたいな、と思いますが気分次第。一体どんなイースターエッグになるやら?

筆者
レーゲンスブルク特派員
吉村 美佳
バックパッカー歴11年で約25カ国訪問。2002年12月よりドイツ。レーゲンスブルク公認現地ガイド。
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