【鳥取県】泊漁港を見守る「灘郷神社」に鎮座する石工・川六作の狛犬

公開日 : 2023年04月23日
最終更新 :
筆者 : miumiu

こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。
この時期の山陰の天気はすごく気まぐれなのだけど、今年の鳥取県はポカポカ気持ちのいい天気が続き春を楽しむことが出来て本当に嬉しいです。せっかくですけぇ、春の陽気のなかでおいしいものも楽しみましょう♪
湯梨浜町(ゆりはまちょう)にある「IGNIS COFFEE ROASTER」でモーニングを楽しみ、「月よう日」でまぁるいベーグルを買ったら泊漁港を見守る「灘郷神社」を参拝しました。

泊漁港から住宅街へ入った先に「灘郷神社」があります。ちなみに、「灘郷神社」を横目に住宅街(右側)を歩き進めた先に「月よう日」がありますので目印にするとよいかも。

石段を上がった先に鎮座する狛犬にドキドキ「こんにちは」

苔なのかな? 緑色のドット模様が味わい深い感じの狛犬は、尻尾がもんわりとした構え型が可愛く愛嬌がある表情です♪ そういえば、川六さんの狛犬たちを見ていると穏やかで愛嬌があるものが多く感じます。
もしかしたら? 川六さんもお茶目な面がある方だったのかな? と勝手に想像してしまいました。

江戸時代末期に現在の鳥取市青谷町を中心に活躍をした石工・川六(本名、尾崎六郎兵衛)の作品。
石工・川六の作品は、青谷町を中心に鳥取地域から湯梨浜町にかけて40数点ほど確認されていまして、狛犬をはじめ灯籠、鳥居、地蔵尊、題目塔など多くを手掛けています。

石工・川六作の狛犬を過ぎると拝殿があり新しげな狛犬が鎮座しています。

ふと、拝殿右側に視線を向けるとデザインが素敵な灯篭があって大興奮!! 見入ってしまいました。

そして、灯籠を見上げると阿形構え型の狛犬。尻尾がソフトクリームのようで可愛い!! (あ!!失礼)

恵比須社殿の後ろに漁師まちらしく灯台が青空の下で映えて見えます。
写真での紹介はありませんが、恵比須社殿にある数々の彫刻が素晴らしく時間を忘れるほど見入ってしまいました。「灘郷神社」に訪れた際は、是非石工・川六の狛犬とともに恵比須社殿の彫刻もチェケラつかぁさい。

石工・川六作の狛犬が見守る先は泊漁港。漁師まちということもあり安全祈願を見守っているんでしょうネ。
そうそう、毎年10月「灘郷神社」例祭が行われ大名行列が泊地区内を練り歩くそうです。なんでも、安永2年(1773年)に鳥取藩舟番所の番士によって村民に伝えたのがはじまりで、現在は、泊大名行列保存会が中心となって保存・伝承活動に取り組まれているそうです。また、「灘郷神社」例祭に訪れ大名行列を見てみたいものです。

灘郷神社(なだごうじんじゃ)

住所
鳥取県東伯郡湯梨浜町泊1504-1

筆者

鳥取特派員

miumiu

鳥取県の魅力を鳥取弁で発信したいと思っていますのでヨロシクお願いします。

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