タイ王国チョンブリー県パタヤにある寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」を観光

公開日 : 2023年08月30日
最終更新 :
筆者 : Taeko

はじめに

タイのパタヤ観光と言えば、ビーチや夜の観光産業のイメージが強いかもしれませんが、日本では体験できない異国情緒あふれる寺院観光スポットがあります。今回は寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」を紹介します。

目次

寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」とは

タイ王国チョンブリー県パタヤにある寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」にある大きな仏像「ビッグブッダ」
タイ王国チョンブリー県パタヤにある寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」にある大きな仏像「ビッグブッダ」

本記事で紹介する寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」は、日本語情報では「ワット・プラヤイ」と呼ばれており、Google mapにもそのように記載されている寺院ですが、本記事では、他の寺院との区別を兼ねて、「ワット・プラヤイ・パタヤ」と記載します。

1977年に、タイ王国チョンブリー県パタヤに建てられた寺院で、人気の観光スポットです。タイ語で「ワット」は「寺院」、「プラヤイ」は「大きな仏」という意味です。高さ約18m、幅約10mの黄金の大きな仏像が安置されています。

寺院の入口には、タイ語では、สำนักปฏิบัติธรรมเขาพระใหญ่(読み方:サムナックパティバッタムカオプラヤイ)、略記ではวัดพระใหญ่พัทยา(読み方:ワット・プラヤイ・パタヤ)、英語では「BIG BUDDHA」と記載されていることもあり、「ビッグブッダ」と呼ばれることもあります。

寺院の入口にある看板
寺院の入口にある看板

階段には、蛇の神様「ナーガ」

寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」の階段で見られる蛇の神様「ナーガ」
寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」の階段で見られる蛇の神様「ナーガ」

「ワット・プラヤイ」及び「ビッグブッダ」という呼び名で知られる寺院は、タイ王国サムイ島にもあり、どちらも仏像の前に階段がありますが、チョンブリー県にある寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」では、階段入口に蛇の神様である「ナーガ」が見られます。7つの頭があり、日本ではおそらく見られない寺院の風景ですよね。

寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」のビッグブッダ手前にある階段
寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」のビッグブッダ手前にある階段

ビッグブッダの姿は、参道となる階段入口からも見られ、階段の途中で写真を撮る人も多いです。寺院敷地に入るまでの上り坂は少し大変でしたが、ナーガのある階段は勾配が緩やかで、段数もそれほど多くなく、天気によるかもしれませんが、汗だくになることはほぼないと思います。

階段を登れば、名称通り、大きな仏像様が見られます。タイ・バンコクの寺院「ワット・パクナム」にできた巨大仏を見たことのある人にとってはそれほど大きくないと感じるかもしれません。

  • ビッグブッダとその周りの様子

    ビッグブッダとその周りの様子

  • ビッグブッダとその周りの様子

    ビッグブッダとその周りの様子

  • ビッグブッダの後ろ姿とその周りを囲む曜日毎の守護仏

    ビッグブッダの後ろ姿とその周りを囲む曜日毎の守護仏

ビッグブッダの周りには、曜日毎の仏像様(守護仏)

曜日毎の守護仏
曜日毎の守護仏

ビッグ・ブッダ(大きな仏像)の周りには、曜日毎の仏像様(守護仏)が安置されています。

金曜日の守護仏
金曜日の守護仏

タイでは、自分の生まれた曜日の守護仏(曜日毎に姿形が異なり、立像や座像があります)に参拝するとよいとされていますので、自分の守護仏に設置されているDonation boxに寄付をして願い事をしてみるのもよいでしょう。

寺院から見た海とパタヤの街並みの眺め

パタヤの寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」からビーチ方面の眺め
パタヤの寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」からビーチ方面の眺め

ビッグブッダの後方からは、パタヤの街と海を見渡すことができます。ここでも、海を背景に、写真を撮っている人が多いです。

寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」の情報

名称
สำนักปฏิบัติธรรมเขาพระใหญ่(読み方:サムナックパティバッタムカオプラヤイ)
通称
วัดพระใหญ่พัทยา(ワット・プラヤイ・パタヤ)、BIG BUDDHA(ビッグブッダ)
住所
384 Regent Soi 2, Pattaya City, Bang Lamung District, Chon Buri 20150, Thailand
アクセス
パタヤの中心地からタクシーやソンテウ等で10分、100バーツ程(ウォーキングストリート付近から約2㎞離れたパタヤヒルの上にあります。ラン島へ行く船が出入りするバリハイ桟橋(Bali Hai Pier)や桟橋近くのホテル「サイアム ベイショア・リゾート・パタヤ」等から徒歩約27分。筆者はホテルから歩いて行きましたが、坂道になりますので、上り下りがきつく感じる方はソンテウやタクシーをチャーターしましょう)
参拝時間
7:00〜19:00
入場料
無料

最後に

以上、タイ王国チョンブリー県パタヤにある寺院「ワット・プラヤイ・パタヤ」の紹介でした。日本では見られない異国情緒あふれる寺院ではないでしょうか。実際に、タイの寺院へ行くと、タイには敬虔な仏教徒が多いことに気づき、タイの社会や文化に触れる機会になると思います。パタヤの中心地からは少し離れていますが、比較的アクセスしやすい寺院だと思いますので、余力のある方は参拝してみてはいかがでしょうか。それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。