シラチャの街を一望できる、タイ・チョンブリー県にある「カオプラクルー僧院」と寺院「ワット・カオプッタコードム」
はじめに
みなさま、サワディーカー。タイのチョンブリー県内の「パタヤ」や「シラチャ」と言えば、タイの首都バンコクから陸路で行けるビーチで有名だと思いますが、寺院観光スポットもあります。今回は、シラチャの街並みも見られるカオプラクルー僧院(カオプラクルー寺院またはワット・カオプラクルーと表記されることもありますが、まだ寺院として登録はされていないようなので、本記事では僧院として紹介します)と、その近くにあるワット・カオプッタコードム(寺院)を紹介します。
目次
カオプラクルー僧院(Khao Phra Khru Monastery、สำนักสงฆ์เขาพระครู)
タイ王国チョンブリー県シラチャ地区にある「カオプラクルー僧院(Khao Phra Khru Monastery、สำนักสงฆ์เขาพระครู)」は水晶のあるエリアがインスタ映えすると話題を集めた寺院です。
みなさん、ここで長時間自撮りをされており、長蛇の列だという事前情報がありましたが、私が訪問した時は皆さん参拝後はさっと去っていく方ばかりで、この写真を1枚撮るのもちょっと勇気が必要でした。もう前の人が去ろうとしているのに、どうして前に進まないの?!と思われそうで…。水晶の玉もアップで撮りたかったのですが、後ろに10人程人が並んでいたので、気が引けてしまいました。
タイ人のみなさんは、水晶を撫でて、お願い事をしているようでした。
透明の水晶のある参拝エリアにあがるには、靴を脱いで階段をのぼる必要がありますが、靴のままあがっている人がいて、階段の上で脱いでもよいのかなと思ってついていこうとしたら、置いてある草履に履き替えるよう注意されました。周りの人が履いているのは、その草履のようでした。
裸足で上ることも可能ですが、暑い日は地面が暑くなっていますので、草履に履き替えたくない方は靴下を持参しておくとよいと思います。(タイでは、寺院参拝の際、靴下をもっていっていると重宝すると思います)
まるでルーフトップバー等から見るような眺めも楽しめて、天気の良い日の朝夕の時間帯はもっと綺麗なんだろうなと思う寺院でした。階段の上からシラチャの街並みを見ましたが、1つ下のところには座席もあるエリアがあり、そこからの眺めも良いそうです。
- 施設名
- カオプラクルー僧院(Google mapでは「カオプラクルー修道院」)/Khao Phra Khru Monastery/สำนักสงฆ์เขาพระครู(読み方:サムナックソン・カオプラクルー)※ワット・カオプラクルー(Wat Khao Phra Khru)と紹介されることもあります。
- 住所
- Si Racha District, Chonburi province, 20110, Thailand
- アクセス
- 駐車場エリアからは徒歩すぐですが、駐車場までは坂道です。バンコクから行く場合は、タクシー等をチャーターすることも可能ですが、エカマイバスターミナルで、シラチャ行きのバスまたはロット・トゥーの乗車券を購入します。乗客が集まり次第の出発になることが多く、乗車時間は約1時間~2時間程度になるでしょう。シラチャのロビンソン前で降り、トゥクトゥクに乗り換えて10分程度。ロット・トゥーの場合は寺院まで連れて行ってもらえることがあるかもしれません。乗車前に確認しましょう。
- 電話
- 094-292-9397
- 時間
- 06:00~18:00
- 駐車場
- 有
寺院「ワット・カオプッタコードム(Wat Khao Phuttha Khodom、วัดเขาพุทธโคดม ศรีราชา)」
Google mapをみていると、カオプラクルー僧院の近く(車で約7分、徒歩で約17分の距離)に、美しい立像が見られる寺院があるようで、続いて向かったのが、タイ・チョンブリー県シラチャ地区にある寺院「ワット・カオプッタコードム(Wat Khao Phuttha Khodom、วัดเขาพุทธโคดม ศรีราชา)」です。
しかし、Google mapのナビ通り、表示されているところに到着すると、目の前には、全く異なる仏像様がいました。観光客らしき人は誰一人としていません。タイ正月(ソンクラン)期間中だったからだと思いますが、顔に白い粉を付けた尼さんのような方が「一体、何しに来たの」というような表情でたずねてきました。
尼さんや付近にいた方々に、Google mapに投稿されていた立像の写真と寺院名の「วัดเขาพุทธโคคม ศรีราชา」の文字を見せて、ここに行きたいのですが、歩いていけますか?と尋ねまくり、なんとか、立像のあるところまでたどり着くことができました。Google mapに投稿されていた情報も参考になり、長い階段を上る必要があることも途中で分かりました。
下調べせずに向かったため、途中、やみくもに、全く違うやぶの中を15分程登ってしまったりしましたが、、、。
上の写真の祠に入った小さな立像の建物が見えたら、建物には入らず、寺院に向かって、右手にある道をのぼっていきます。しばらく上ると、3台程車が停められるエリアがあり、さらにその奥にも3台程車を停車できる場所があります。400段程ある大きな階段が見えますので、そこをのぼれば、立像のところです。
不安になるかもしれませんし、旅行者の方にはあまりお勧めはできないかもしれませんが、たどり着けた時はちょっとした感動を味わえました。
この階段を上りました。
ここの階段は一段の高さがそれほど高くはなかったですし、風もある日で、のぼりやすく、いい運動になりました。立像のあるところまで登ると、シラチャの街並みが見られました。カオプラクルー僧院からとほぼ同じ角度の風景写真が撮れましたが、カオプラクルー僧院のほうが障害物が少なく撮りやすいと感じました。夕方や夜に来るともっときれいだと思いますが、夕方以降行くなら、カオプラクルー僧院のほうを強くお勧めします。というのは、こちらの寺院は、一般の観光客がほとんどおらず、車やバイクが自由奔放な感じで停車していて、一時的な旅行者が来ると出られなくて困った事態に陥りかねない感じもしたからです。また、人気が少なく、階段に時々潜んでいる人がいて、おそらく休憩していただけだと思うのですが、一人だと微妙に怖かったりします。体力に自信のある方向けになるかもしれませんが、興味のある方は合わせて訪問してみてください。
最後に
以上、タイ王国チョンブリー県シラチャ地区にあるカオプラクルー僧院とカオプッタコードム寺院を紹介しました。チョンブリー県はバンコクから陸路でアクセスできる旅先の1つで、パタヤより近い場所になります。タイ・バンコク観光旅行の機会がありましたら、旅先の1つとして検討してみてください。それでは、皆様、サワディーカー。
筆者
タイ特派員
Taeko
2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。
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