イギリスの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

イギリスの気候は変化が激しく、1日の中で天気が急に変わることが特徴です。年間を通じて降雨が多いため、気候差を理解し、適切な服装を準備しましょう。

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イギリスの気候の特徴

イギリスは北海道よりも北に位置していますが、冬の寒さは日本の方が厳しいことが多いです。この違いは、イギリス周辺の暖流や偏西風によるものです。雨が多い印象がありますが、実際の降水量は日本の梅雨時の約3分の1で、ほぼ年間を通じて降水があります。

1日の中で天気が急変

イギリスの気候の特徴は、1日の中で天気が急に変わることです。晴れていたと思ったら、突然のどしゃ降りになることも珍しくありません。1日中雨が降り続くことは少ないですが、数時間の降雨はよくあります。

イギリスの年間気温と降水量

ロンドン(ヒースロー空港)と東京の年間気温を比較

ロンドン(ヒースロー空港)と東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

イギリスでの服装

夏でも薄手の上着を持参

ロンドンの平均気温は東京よりも約5度低いため、夏でも雨が降ると薄手の上着が欲しくなることがあります。カーディガンやトレーナーを持参することをお勧めします。

雨具は必ず準備

湿気が少ないため、暑い日でも日本のように汗をかくことはあまりありません。しかし、年間を通じて降雨があるため、雨具は必ず準備しておきましょう。

冬は防寒対策を

冬は厚手のコートが必要になることを忘れないでください。

イギリス北部では1枚多めに

スコットランドなどのイギリス北部を訪れる予定の方は、ロンドンよりもさらに1枚多く服を持っていくと良いでしょう。

アウトドア活動は山登りの服装で

国立公園などでウォーキングを予定している方は、急な天候の変化に対応できる服装を用意してください。日本での山登りと同じように考えると良いでしょう。雨が降る日が日本よりも多いため、しっかりとした準備が必要です。

まとめ

イギリスを訪れる際は、急な天候の変化に備えて雨具を持参し、季節に応じた服装を選ぶことが大切です。特に北部と南部では気温差があるため、地域に合わせた準備を心がけましょう。

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