バルビゾン

BARBIZON

画家たちに愛された小さな村

フォンテーヌブローの西約10kmの所にある小さな村、バルビゾン。19世紀中頃、『晩鐘』『落穂拾い』などの名作で知られるミレーをはじめ、多くの芸術家を魅了し続けた風景が、当時と変わらぬまま残っている。

バルビゾンの村

19世紀の中頃、素朴な農村風景と美しい森に魅了された多くの画家が、この村に住み着いた。風景画でもアトリエで制作するのが普通だった時代、戸外に出てありのままの自然を写実的に描いた彼らは、まさに絵画の革命家だったといえる。農民とともに生活し、働く農民の姿を描き続けたミレーや、テオドール・ルソーらに代表されるバルビゾン派は、後の印象派が生まれる土台ともなった。バルビゾンは、現在ではすっかり観光地化され、ひなびた農村の趣は感じられなくなっている。それでも村を少し離れると、黄金色の麦畑やこんもりとした森などが残り、画家たちが愛したかつての素朴な村の姿をしのぶことができる。バルビゾンにある記念館は次の2ヵ所。どちらも村のメインストリート、グランド・リュGrande rueに面している。

アクセス

フォンテーヌブローから、森を挟んで西北西へ約8kmの所にある。フォンテーヌブロー・アヴォンFontainebleau-Avon駅からタクシー利用が便利(約20分)。パリから観光バスツアーもある。

写真

  • ミレーの『晩鐘』をモチーフにした、レストランの看板

    ミレーの『晩鐘』をモチーフにした、レストランの看板

基本情報

観光案内所
バルビゾンのOffice de Tourisme
住所
Pl. Marc Jacquet
電話番号
01.60.66.41.87
営業時間
10:00〜12:00( ㊏ ㊐は〜13:00)14:00〜17:00
休業日
㊊ ㊋、1/1、12/25
ウェブサイトのアドレス
www.fontainebleauoturisme.com
最終更新 :

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。