プーケット

Phuket

"アンダマン海の真珠"と称されるタイ最大の島

プーケットはタイで最も有名なリゾートアイランド。プライベート感覚のビーチやにぎやかなナイトライフ、各種マリンスポーツ、そして気軽なバンガローから超高級ホテルまで、さまざまな旅行者のニーズに応えてくれる。

プーケット到着

空港からプーケット・タウン、各ビーチへ

1階は到着ロビーになっており、両替、SIMカード販売やスマートフォンのレンタル、手荷物預かり所やレンタカーなど。3階は出発ロビーで、チェックインカウンターやVAT払い戻しカウンター、イミグレーションがある。4階にはカフェやレストランが並んでいる。

新国際線ターミナルと国内線ターミナルは隣接している。2階から行き来できるほか、国際線ターミナル1階6番出口から徒歩も可。1階到着ロビーを出ると、目の前には緑の芝生が印象的なミーティングポイントが広がっている。ここからプーケット各地に向かうバンやタクシーが出ている。

エアポートタクシー: 3、4番出口外。プーケット・タウン650B、パートーン・ビーチ800B、カタ・ビーチとカロン・ビーチ1000B。メータータクシーもあり、降車の際メーター料金＋100Bを支払う。
ロットゥー（乗合バン）: 3、4番出口外。プーケット・タウンまで150B、パートーン・ビーチ180B、カタ・ビーチとカロン・ビーチ200B。
エアポートバス: 国内線ターミナル到着ロビーを出て正面。8:00〜20:30の間に12本。100B。プーケット・タウンの長距離バスターミナル1まで所要約1時間30分。またスリン、パートーン、カタなど西海岸のビーチを通ってラーワイに行く「スマートバス」は6:00〜20:15の間に16本。パートーンまで150B、所要約1時間。ラーワイまで170B、所要約2時間。

長距離バスでプーケットに着いたら

おもな長距離バスは、プーケット・タウンの北約4kmの所にある長距離バスターミナル2（9 P.425-B3〜C3）に到着する。プーケット・タウンまでモーターサイ80B〜、タクシー200B。島南部の各ビーチへは、モーターサイ250〜300B、タクシー450〜600B。一部のバスは、ラノーン通りの長距離バスターミナル1に到着するので注意。

船着場からプーケット・タウン、各ビーチへ

ピーピー島やクラビーからのボートは、プーケット・タウン東のラッサダー埠頭Ratsada Pier（9 P.425-C4）に到着する。チケットを買う際に、ホテルまでの車代が含まれているかどうかを要確認。

プーケット島内の歩き方

プーケットは総面積約543km2、南北に約45kmとかなり大きい。しかし公共交通はあまり整備されておらず、島内の移動はやや不便。見どころを回るには、送迎付きのツアーを利用しよう。

島内の交通機関

旅行者が利用できる交通機関にはソンテオやバス、トゥクトゥク、モーターサイがある。あちこち移動するならレンタカーやレンタバイクが便利で安上がり。旅行会社でガイド兼ドライバー付きの車もチャーターできる。

ソンテオ、バス: 決まったルートを走る路線運行。プーケット・タウンのラノーン通りにあるバス停が起点なので、ビーチ間の移動には使いにくい。乗り心地はよくないが、なにしろ安い。運行時間は7:00〜18:00で、おもなルートはほぼ30分おきに出発。途中から乗る場合は、手を挙げて合図をする。ルート上の好きな場所で降りられる。
ロットゥー: プーケット・タウン（バスターミナル）とパートーン・ビーチ（チャンシーロン）を結ぶ。7:00〜18:00の間に12本、50B。
トゥクトゥク（タクシー）: プーケットのトゥクトゥクは、小型トラックやワンボックスカーを改造して簡単な座席を付けたもの。料金は交渉制だが、言葉が通じない場合は紙などに書いて確認を。
モーターサイ: タウン内、各ビーチ内ともに初乗り40B〜。
レンタカー、レンタバイク: エイビスAvis、ハーツHertzのほか、タウンや各ビーチにレンタカー＆バイク屋がある。料金は110ccバイクで1日200〜300B程度、SUV車で1日2400B程度〜、乗用車は1日1400B程度〜（ガソリン代別）。

道路は整備されていて走りやすいが、パートーン・ビーチ周辺には坂やカーブのきつい道があり事故が多発。プーケット・タウン周辺は交通量が多いので注意。オートバイに乗る際はヘルメットの着用が義務づけられている。

ベジタリアン・フェスティバルに参加しよう！

画像：地球の歩き方フェスティバル中に食べられる料理の数々。すべて野菜で作られている

ベジタリアン・フェスティバル（キンジェー）は、毎年10月頃（陰暦の9月）に中国系タイ人の間で行われる祭りで、プーケットは特に有名。この間は肉類や酒を控えるため、中華系のレストランではメニューが変わることもあるので注意。白装束に身を包みトランス状態になった人々が、鉄の棒や刃などを自分の体に刺して練り歩く奇祭でもある。