国立航空宇宙博物館

National Air and Space Museum

科学技術の栄光の殿堂

1946年、第33代大統領トルーマンが署名した法案により設立された国立航空博物館。開館当時はスミソニアン協会の技術工業館と航空工業館のふたつの建物に、世界の航空史の節目やエポックとなった航空機、エンジン、装備品、航空服、模型、航空技術に関する資料など展示していた。航空技術の発展は著しく、加えて宇宙開発の急速な進歩にともないコレクションが増大、既存の展示スペースでは収容しきれなくなった。多くのコレクションを一括して展示できる新館建設の機運も高まり、アメリカ建国200周年を目標に、1969年モールの現在の場所に新設工事が始まった。1976年の独立記念日より3日早い7月1日に、本館が華々しく開館した。以来、航空ファンの聖地ばかりでなく、世界で最も人気のある博物館のひとつになった。
開館後も航空と宇宙開発の発展に合わせてギャラリーごとの改修や改造を行い、さらに別館としてウドバー・ハージー・センターもオープン。別館の開館日はライト兄弟世界初の動力飛行から100周年の2003年12月であった。そして、本館の開館から約50年たった現在、博物館史上最大の改修工事が行われている。
人気の高かった“マイルストン・オブ・フライト”、第1次世界大戦のコレクションを展示していた“空での大戦”、第2次世界大戦の戦闘機を集めた“第2次世界大戦の航空”、航空史に輝いた先駆的な航空機が並ぶ“飛行のパイオニアたち”は改修中となっている。しかし、リンドバーグの“スピリット・オブ・セントルイス”は本館2階に、チャック・イェーガーが世界初の音速を突破した“ベルX-1”は別館に展示されている。また、ライト兄弟の世界初の動力飛行に関してはより詳しい展示が来訪者を魅了している。

写真

基本情報

住所
Independence Ave. bet. 4th & 7th Sts. SW
電話番号
(202)633-2214
開館時間
毎日10:00〜17:30(夏季は延長)
休館日
12/25
料金
無料(IMAXとプラネタリウムは有料)
行き方
ブルー、オレンジ、イエロー、グリーンラインL'EnfantPlaza駅下車。サーキュレーターはナショナルモール・ルートJefferson & 7th下車
備考
スミソニアン協会のなかで、動物園とアフリカ系アメリカ人歴史文化博物館とともに時間指定のチケットが必要な博物館。必ず予約を
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