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地中海を眼前に南フランスに寄り添うように隣接するモナコは、世界中のセレブが集う小国です。起伏のある景色に加えて、高級ブランド店、カジノ、世界最高峰の自動車レース・F-1モナコグランプリの開催など、華やかな街並みとイベントに年間を通して彩られています。そのモナコで必ず巡りたいフォトジェニックな場所を5ヵ所紹介します。
「大公宮殿(Palais Princier de Monaco)」は、モナコ公国を統治するグリマルディ家の私邸であり、公邸です。同宮殿は、1215年にジェノバ人によって築かれた要塞跡に建てられました。内部は、夏季のみ見学できます。
必見なのが、宮殿前広場のテラスから眺めるモナコの街並みです。モナコ湾を中心に手前のコンダミーヌ地区、奥のモンテカルロ地区と、F-1モナコグランプリのモンテカルロ市街地コースをぐるりと眺望できます。宮殿前での衛兵交代も見どころです。
「モナコヴィル地区(Monaco-Ville)」は、「大公宮殿」から南東に広がる旧市街です。みやげもの屋や飲食店が並ぶ細い小径の散策を楽しめる一方で、モナコ大聖堂、裁判所、市庁舎など、モナコの主要機関が集積する場所です。「モナコ海洋博物館(Musée océanographique de Monaco)」も同地区にあります。
大聖堂の建築などはもちろんですが、何気ない路地裏にフォトジェニックが点在しています。海沿いからは地中海の美しい景色も眺められます。
モンテカルロ地区の中心に建つ「カジノ・ド・モンテカルロ(Casino de Monte-Carlo)」は、「これぞモナコ」というセレブの雰囲気にあふれています。この建物は、パリのオペラ座(パレ・ガルニエ)を設計したシャルル・ガルニエによる建築。豪華な内装が目を引きます。
当然ながら、カジノ内では撮影できませんが、建物内のエントランスホール部分では写真を撮ることができます。絢爛豪華な装飾は一見の価値ありです。
「カジノ・ド・モンテカルロ」のあるカジノ広場に位置するブラッスリー「カフェ・ド・パリ(Café de Paris)」も写真映え必至のスポット。室内席は豪華な内装で彩られ、テラス席では広場に面した「カジノ・ド・モンテカルロ」や「ホテル・ド・パリ」を眺めながら優雅にお茶や食事を楽しめます。
特に、天気のよい日はテラス席がおすすめ。陽の光を浴びながらのんびり過ごしていると、「カジノ・ド・モンテカルロ」や「ホテル・ド・パリ」に高級車で乗り付けるセレブの姿をよく目にします。
「コンダミーヌ地区」は、モナコ湾の中央部分、高級ヨットやクルーザーが並ぶマリーナが美しい地区です。F-1モナコグランプリのモンテカルロ市街地コースのスタート地点があるのもここ。
埠頭からは、斜面に張り付くように建ち並ぶモナコの街並みを一望できます。港沿いには、カフェやバーが並び、にぎわいも感じられる地区です。夜になると、ライトアップされた街並みがハーバーをぐるりと囲みます。
いかがでしたか。モナコで必ず巡りたいフォトジェニックな場所を5ヵ所紹介しました。今度のモナコ旅行の際は、すてきな写真を撮りに立ち寄ってみてください。