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【隠岐を120%たのしむ!】民宿のススメ&必食テイクアウトグルメ

地球の歩き方書籍編集部

地球の歩き方書籍編集部

更新日
2023年6月12日
公開日
2023年6月12日
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島旅「隠岐」P.14-15/ひと目でわかる隠岐

日本海に浮かぶ、島後+島前3島の4つの島からなる隠岐諸島。かつてはユーラシア大陸の一部でしたが、火山島→離島となったため、固有の植物や景観が残り、島旅LOVERにはたまらない島です。「島の人が教えてくれた」島の魅力や見どころを発信し続ける島旅シリーズ(https://www.arukikata.co.jp/web/catalog/directory/book/shimatabi/)ですが、隠岐には、島の郷土料理や人のあたたかみに触れられる「島宿」と呼ばれる民宿が数多くあり、隠岐の奥深さを知ることができます。そんな隠岐で見つけた民宿&テイクアウトグルメなど、隠岐を120%たのしむコツをお伝えします!

【民泊のススメ①】一棟貸し古民家ゲストハウスKUSUBURUHOUSE@島後

KUSUBURUHOUSEの素敵なエプロンはスタッフお揃いだそう

島後・五箇にある、懐かしさとぬくもりを感じる古民家「KUSUBURUHOUSE」。日暮れ後に到着したのであたりは暗くなっていましたが、そんななか、古民家を照らすあたたかい電飾の光にホッとし、スタッフの皆さんの温かい歓迎にもとてもうれしくなりました。

2018年にオープンし、しばらくは複数組を受け入れていましたが、コロナ禍を経て「ひと組限定」に変更したそう。「僕たちも、ひと組だとお客さんと深く話せるので、以前複数を受け入れたときよりも、よりよい時間を過ごせています」とあっきーさん(ゲストハウスのご主人)。旅行好きで、友人に「隠岐おすすめだよ!」と言われ訪れたことをきっかけに隠岐にはまり、ゲストハウスを開くにいたったそうです。

晩ごはんはオプションでつけることができ、「豪華海鮮夜飯」(3000円/税込) は、この日は魚の刺身、隠岐の名物サザエのつぼ焼き、魚のフライ、副菜など盛りだくさんでした! 「シンプル海鮮夜飯」(2000円/税込)もあるので、その日の朝昼の予定などにより選べます(※3日前までには決定して宿に連絡の必要あり。日によって内容は異なります)。

島の特産品をふんだんに使った「豪華海鮮夜飯」
朝ごはんの「豪華卵かけ朝食」(1500円/税込)。こちらも日によって出てくるおかずが違うので当日のおたのしみです!
朝ごはんに出てくる隠岐たまごは、2020年に移住した方が育てたにわとりの卵だそう!
もともとお客さんだった方も、KUSUBURUHOUSEの魅力にはまり、スタッフとしてたまにお手伝いされているそう

KUSUBURUHOUSEを経営するご夫婦は東京・神奈川出身で、都会とは違う隠岐の魅力、住んでいるからこそわかる隠岐の隠れおすすめスポットなどを教えてくれました。宿泊の問い合わせや予約はLINEでも対応してもらえるので安心です。隠岐の話、島の暮らしの話、人生の話……古くからの友人に久しぶりに会ったかのように話は尽きず、思わず夜遅くまで話し込んでしまいました。

■一棟貸し古民家ゲストハウスKUSUBURUHOUSE

住所
685-0303島根県隠岐郡隠岐の島町南方1227番地1
TEL
08512-3-1088
URL
https://kusuburu-house.com/

【民泊のススメ②】民宿なかはま@島前・知夫里島

民宿なかはまの玄関。まるでおばあちゃん家に帰ってきたような、あたたかみのある民宿

壮大な手つかずの自然が残る島前・知夫里島。知夫里島の来居港から車で5分の距離にある「民宿なかはま」。宿を営む中濱さんが、雨のなか来居港まで迎えにきてくれました。宿泊者の港の送迎も無料で行っているため、交通の便があまりよくない知夫里島でも安心です。

民宿なかはまは、朝夕込みのプランのみ(1泊8880円)

とれたての魚や島で育てた野菜など、島のおいしさがつまった食事が好評です。客室は2室のみですが、シーズン中は地元野菜や魚などを出す「ダイニングカフェDONA」もオープンします。ちぶり島コロッケ定食(1100円/税込)が名物で、ほかにも漬け丼や隠岐牛丼など、厳選されたオーガニック食材で作るランチが人気です。

【必食テイクアウトグルメ①】ちぶり島コロッケ@島前・知夫里島

ちぶり島コロッケはテイクアウトもできるので、知夫里島に来た際にはぜひ!

「ダイニングカフェDONA」の名物、ちぶり島コロッケ定食の「ちぶり島コロッケ」はサザエ・めかぶ・イカスミの3種類の味があります。オーガニック野菜を使った口当たりなめらかなコロッケは、テイクアウトも可能。知夫里島に来た際にはぜひ食べてほしいです。来居港から徒歩15分で着くので、少し知夫里島を散策がてら「ダイニングカフェDONA」に立ち寄るのもおすすめです。

ちぶり島コロッケは、オンラインショップ(https://donashop.thebase.in/)でも販売しています。

■民宿なかはま

住所
〒684-0100島根県隠岐郡知夫村1578-2
TEL
08514-8-2268
URL
https://minsyuku-nakhama.my.canva.site/#%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0

【必食テイクアウトグルメ②】SailingCoffee@島前・西ノ島

別府港から車で約10分、浦郷港から徒歩5分にある「SailingCoffee」

浦郷の旧道にあるカフェSailing Coffeeは、心地よい音楽が流れる店内でコーヒーを飲みながらゆったりと時間をたのしむことができます。コーヒー、カフェラテなどドリンクのほかにも、ケーキやマフィン、プリンなどもあり、テイクアウトもできるのでおすすめ。

テイクアウトのカップもかわいい!海を眺めながらいただくのも◎
物販も。島旅「隠岐」もこちらで手に入れることができます!
島旅「隠岐」P.166/島人インタビュー4

祖父母が住んでいた西ノ島に、幼い頃から何度も訪れていたという店主の森山さん。店内にある物販やギャラリーのコーナーには、隠岐の魅力を知り尽くした森山さんセレクトの逸品が並び、見るだけでもたのしいです。

■SailingCoffee

住所
〒684-0211島根県隠岐郡西ノ島町浦郷492
TEL
08514-2-2488
URL
https://www.sailing-coffee.com/

【必食テイクアウトグルメ③】番外編:隠岐のみやげ屋で島のものを発見!

みやげ屋で買った「隠岐のそば菓子かりん」を移動中のフェリーでいただきます!

隠岐には、サザエをはじめとした海鮮、藻塩、スイーツなどおいしいものがたくさんありますが、ぜひ食べてもらいたいのが「隠岐そば」。隠岐そばは冠婚葬祭で食べられる伝統料理です。そんな隠岐で栽培されたそば粉を使った、そばのかりんとう。甘さ控えめでカリっとした触感がおいしく、ひと口、さらにもうひと口と、フェリーを降りる頃には完食してしまいました(もっと買えばよかった……!)。隠岐で見つけたら、ぜひ買ってみてください!

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地球の記憶を今に伝える悠久の島、隠岐。1冊丸ごと隠岐だけのガイドブック! 島の人のとっておきの情報が満載です。「観る・遊ぶ・食べる・買う・泊まる」の情報はもちろん、ジオパークの詳しい解説や、4つの島の巡り方のプランなどをお届けします。

■地球の歩き方 島旅 09 隠岐 3訂版
https://www.arukikata.co.jp/web/directory/item/101227/

※当記事は、2023年6月12日現在のものです

TEXT・PHOTO: 梅崎愛莉

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ガイドブックの画像

09 地球の歩き方 島旅 隠岐 3訂版

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2023/05/25発売

1冊丸ごと隠岐だけのガイドブック。出雲空港から約30分。そこには世界が認めた個性豊かな絶景と、豊かな人々の営みがあった!

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